(レヴィは不憫)
XANXUS:おい、退けカス
マーモン:そこは優先席だよ、ボス
XANXUS:知るか。ここには俺が座ると決めたんだ
レヴィ:おい貴様! 席を空けろ!
乗客:ひい!
レヴィ:ボス、席が空きました
XANXUS:ん? こっちの席はなかなか眺めがいいな…ここにする
レヴィ:………
ベル:ししっ、ざんねーん
マーモン:この乗り物はどうやって動くんだい? ボス
XANXUS:さあな、動きゃ分かる
ルッス:動いた、動いたわ!
スク:う"ぉおい! トイレはねぇのかぁ!
アナウンス:〜〜お手洗いは1車両おきにございますので、〜〜。
マーモン:1車両おきだってさ。探してきなよ
スク:………チッ (素直にトイレを探しに行く)
ルッス:あらん? これ個室かと思ったらトイレじゃないの。あったわよ?
ベル:もう出てったけど。前の車両まで探しに行ってんじゃね?
フラン:それならミーが入っていーですかー? 急げーって急かされたから、駅からトイレ我慢してるんですよー
ベル:あ、俺が先!
フラン:えー…
ベル:えーじゃない! だって王子だもん。全ては王子優先に決まってんじゃん?
フラン:なんですかそれー……じゃあ早く行ってきてくださいよー
ベル:ししっ、やったね
フラン:言っときますが、ミーはあと5分しか我慢できませんからー
ベル:チッ……はいはい
(ベルと入れ代わりに戻ってくる鮫)
スク:あ"ー…遠かったぜぇ
ルッス:この車両にトイレあったのに
スク:あ"ぁ!? ふざけんなぁ!
ルッス:そう言われても…
ベル:あー、すっきり
フラン:わ、本当に5分以内に出てきてくれたんですねー。やればできる人だったんですねー!
ベル:む……お前トイレ済んだら覚えとけよ
フラン:トイレ、トイレー
ベル:王子の話は最後まで聞けって!
XANXUS:電車っつーのはなんで各駅停車しやがるんだ…? イライラするぜ
レヴィ:(今度こそボスにいいところを見てもらおう) ……おい運転手はどこだ! さっさと電車を出せ!
車掌:あのー…車内ではお静かに…
レヴィ:あ"ぁあ"!?
車掌:ひっ…あ、あの
XANXUS:うるせえな…てめぇ黙って座ってられねぇのか
レヴィ:……!!(怒られた…)
マーモン:君は本当に空回りが得意だね…見ていて滑稽だよ
レヴィ:……!!!
フラン:すっきりしたらお腹すきましたー
乗客の子:おにーちゃんこれあげるー!
フラン:いーんですかー?
ベル:何もらってんだよ
フラン:飴ですー
ベル:………王子の分は?
フラン:王子のくせに、子どもに物乞いですかー…?
ベル:……お前マジで覚えとけよ
フラン:今日中くらいなら何とか覚えときますー
ベル:むかつくっ……
マーモン:あ、あと3つ先の駅じゃないかい? 降りる駅は
XANXUS:そうだな…おい、少し寝る。着いたら誰か起こせ
レヴィ:(こっ…今度こそ!)
ルッス:フランったら寝ちゃってるわ
フラン:………ミーのスペシャルランチ……食べちゃったんですかー……
ルッス:寝てると可愛いわねー!
マーモン:誰かにスペシャルランチを横取りされた夢のようだね
フラン:んー……
(ばしっ)
スク:いて! う"ぉおい、てめぇ起きやがれぇえ!
ベル:寝相悪っ
ルッス:あらあら、電車の中なのに
スク:う" ぉ お お い !
▼
マーモン:あ、駅に着いたようだよ
ルッス:まあ本当? 早いのねえ
マーモン:ボス、着いたよ
XANXUS:ん、ああ…着いたか。おい、降りるぞ。
ベル:おい、起きろって!
フラン:……ミーのスペシャルランチ、返してくださーい…
ベル:んなの王子知らねえし! 降りるんだって!
フラン:んー
XANXUS:全員降りたな? 行くぞ
スク:で、どこ行くんだぁ?
XANXUS:てめぇ聞いてなかったのか? かっ消すぞカス鮫!
スク:はあ"ぁ!?
マーモン:仕方ないね。ボスが行き先話してるとき、トイレ行ってたんだし
フラン:んー…
ベル:まさか、まだ眠いとか言うなよ?
フラン:違いますー…なーんか足りない気がするんですよねー。たぶんミーの気のせいですけどー…
ベル:はぁ? ………あ
ルッス:どうかした?
ベル:レヴィいねーし
ルッス:………
スク:確かに
XANXUS:……ガキじゃねえんだ、自分で何とかするだろ
マーモン:それもそうだね
▼
(その頃電車)
レヴィ:……ボス!? ボス!!
車掌:あの、車内ではお静かに…
レヴィ:ボォオオス!!!
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