薄暗い部屋に二人の男と女が大きな機械の前で向かい合って話している。
背が小さく、仮面をを被った男は女の事を心配げに見つめている
?「ペスリ、本当に行くのかい?」
『はい…!私は強くならないと…トロンにきっと迷惑を掛けてしまうので…』
そう言って女は不思議な機械の前に荷物を持って立つ
「僕はちゃんとこれを使って別次元に行くことはできたけど、君が行けるっていう保証はないよ?」
『それでも…いいんです。それに、今行かなきゃ…Wがいたら、絶対私を止めるでしょう?』
女は少し悲しげに微笑んで言うと小さい方の男ははぁっとため息をつき、背の大きい男はやれやれと肩をすくめる
「そう…じゃあ無事に別次元に着いたらこの紙に書いてある人を訪ねるといいよ」
『ありがとう…ございます!それじゃあ…X兄様、お願いします』
X「あ、あぁ!」
背の高いVと呼ばれた男はハッとして機会に電源を入れると別次元の扉が開いた
機械に触れると女の体は薄くなり、足から消え始めた
『Wが…帰ってきたら、伝えて下さい!私が無事に帰って来れたら…好きにしていいって!!!!』
女____ペスリの身体はちょうど終わった辺りでみるみる光となって消えた
_____また、会う日まで