「あれ!ついに今日は二人で来たか!」

朝から煩いハンジを無視し、俺は朝食をテーブルに置く。

「いやぁーえへへー」

昨日の夜の出来事を思い出し、だらしなく口元を緩める名前。


「よ!仲良し兄妹!」

ハンジの“兄妹”という言葉にピクリと反応する名前だが、それ以上は何も反応しなかった。

「二人って本当に付き合ってるの?」

ハンジの隣に座って居たペトラが名前に問いかける。
名前は暫く唸り、俺の方を見た。兵長が答えて下さいとでも言うように。

「どうなんですか?リヴァイ兵長」
「どうなの?!リヴァイ!」

必然的に俺が答えなければいけない流れになる。

名前はというと期待半分、不安半分といった感じだろうか。そんな目で見つめてくる。


「……あぁ、こいつは俺の女だ」


ーーその瞬間、食堂が静まり返った。



「へ、兵長ォォォオオ!!やっぱり名前と付き合たんですかっ!?おめでとうございますっ!!」
「あの噂、本当だったのッ?!」
「ショック!兵長のこと好きだったのに…!」
「チクショォッ!俺名前ちゃんのこと狙ってたのにィィ!」


「……お前ら、聞き耳たててんじゃねぇ。あと最後の言葉言った奴誰だ。出て来い、削いでやる」

「へ、兵長…!」

名前は嬉しそうに俺に飛び付くと力強く俺を抱き締めた。

「大好きですっ!背は高くないけれど、粗暴だけど、素直じゃないけれど…!
それでも大大大好きです!」
「…………だから、引っ付くな…!」


それから嬉しそうにはしゃぐ名前が俺に勢い余ってキスするのが5秒後。

俺の顔が赤くなるのが10秒後。


食堂がこれ以上にないくらい騒がしくなるのは更にその3秒後となった。



Happy Happy END!

愛してなじって罵って