「ここはどこ……?」

 苗字名前、高校二年生。
 修学旅行で北海道に来ています。
 大変です。迷子になってしまいました──。


 ──時を戻そう。あれは一時間前のこと。

 修学旅行の二日目、わたしは小樽に訪れていた。自由行動で小樽運河やオルゴール堂を観光し、最後尾を歩いていたわたしは、お散歩中の柴犬に惹かれて足を止めた。
 かわいい〜! 触ってもいいですか? お名前は? うちも柴犬飼ってるんですよ〜! なんて飼い主のおばあちゃんと話し込んでいるうちに、同じ班の友達がいなくなっていた。
 慌ててスマホを取り出したのが運の尽き。つるっと手が滑り──ガシャン! と音を立てて落下。凸凹の地面。スマホはうつ伏せ。
 ──割れた!? と絶望する間もなく、柴犬──ポンちゃんがわたしのスマホに喰らいついた。

「あーっ!!」

 おもちゃと勘違いしているのか、ポンちゃんは嬉しそうにわたしのスマホを噛み噛みしている。
 おばあちゃんは平謝りして、でもたぶんスマホの画面が割れたのは落下した衝撃のせいだし、悪いのはわたしなので気にしないでくださいと言って別れた。
 別れてすぐ、スマホの電源がつかないことに気づく。わたしはさーっと青ざめて、何回もボタンを押したり引いたり(?)してみたけれどダメで、いよいよ絶望した。

 ──どうしようどうしよう。
 ──いや、でもとりあえず札幌に戻ろう。

 わたしたちの班はこれから札幌で昼食をとる予定になっていて、宿泊しているホテルも札幌にある。きっと誰かと落ち合えるはずだ。
 わたしはお財布を握りしめて、札幌行きの切符を買った。そして電車に揺られているうちに、うとうとと微睡んでしまうのだった──。




 微かに聴こえるオルゴールの音に、わたしはゆるりと目を覚ました。
 途端に、轟々と走る電車の音が耳に飛び込んでくる。電車だ。わたしは電車に乗っている……。
 やや間があって、あっと叫ぶ。
 ──ここはどこ!?
 窓の外には芋虫のようなビニールハウスが伸びていて、がらんとした田舎の街並みが広がっている。
 わたしは慌ててスマホを取り出した。うんともすんとも言わない。どれくらい電車に揺られていたのだろう。頭がすっきり冴えているので、寝過ごしたのは確実だ。
 不甲斐なさにがっくり項垂れると、開けっぱなしのスクールバッグのなかで何かがきらっと光った。
 さっき小樽で買ったオルゴール──ハート型の透明なガラスに包まれて、なかの仕組みが見えるようになっている──が動いていた。
 手のひらに乗せて耳を澄ます。やっぱり空耳なんかじゃなかった。でも、どうして勝手に動いているのだろう?

 ふと、電車が止まった。知らない駅の名前がアナウンスされている。でも、とにかく降りるしかない。改札をくぐって、わたしは目の前に広がる光景に、ただ立ち尽くした。
 ここで冒頭の台詞である。

「ここはどこ……?」


 空が広い。横に広い。一人、二人、通行人はそれくらいで、とても静か。鳥のさえずり。走り去る電車の音。
 左右には背の低いアパートやマンションがぽつぽつと立ち並び、ロータリーの花壇にはピンク色の花が健やかに咲いている。
 時間の流れがゆるやかで、暮らしやすそうな田舎街。全然知らない場所なのに、どこかホッとするようなあたたかさがあった。
 ──とはいえ、普通に寒い!
 修学旅行にぴったりの秋晴れなのに、空にはちらちら雪が舞っている。わたしはぶるっと身震いした。
 それになによりお腹が空いた。駅の時計や時刻表とにらめっこして、とりあえず何か食べてから戻ることに決めた。腹が減っては戦はできぬということなり。
 遠目にダイイチ≠ニいう看板が見える。親近感を覚えて、ひとまずそのスーパーを目指すことにした。

 そこは複合施設で、店舗共用の広い駐車場に買い物客が多く見られた。なんだかわたしはわくわくして、雑貨屋さんやお花屋さんを覗きながら歩いた。
 キッチンカーの前にクレープの旗がなびいていて、心が躍る。ちゃっかりホイップを追加してもらって、わたしは次に座って食べる場所を探し歩いた。

 近くに公園があって、ベンチを見つけた。
 あーんと口を開けたところで、ふと、公園の隅にいる親子に目が留まる。高い木の下で母親が必死に手を伸ばして、それを見守っている女の子は今にも泣き出しそうだった。

「どうしたんですか?」

 話しかけてすぐ、木に引っかかっているボールに気づく。小さなピンクのボール。遊んでいるうちに引っかかってしまったのだろうか、高いところにあってとても届きそうにない。

「おまかせください!」

 わたしは母親にクレープを預けると、ジャンプしてなんとか木の枝をゆすってみた──惜しい! もう少しで落ちそうなのに!
 また買えばいいのよ、と母親が諦めかけるので、わたしは余計に燃えて、ええいとスクールバッグを放り上げた。──これが大成功! ピンクのボールはころんと落ちて、女の子はうれしそうに飛び跳ねた。

「お姉ちゃんありがとー!」

 母親に手を引かれて、女の子は帰っていった。なんだかいいことしたなあ、と得した気分で空を見上げると、木に引っかかったダイチ≠ェ目に飛び込んできた。
 ──ダイチ!? わたしの愛犬、柴犬ダイチのキーホルダーがなぜあんなところに……!?
 ハッとしてスクールバッグを確認する。そこにはDAICHI≠フネームプレートが取り残されていた。ダイチの顔写真とセットのネームプレート。つまり、さっきバッグを放り上げた拍子に、今度はダイチが、ダイチだけが引っかかってしまったのだ──。
 わたしはあんぐりと口を開けて立ち尽くした。もちろんジャンプしても届かない。クレープを持ったままじゃバッグもうまく投げられない。
 わたしはがっくり項垂れて、ひとまずクレープを食べてしまうことにした。

 ベンチに座ると、公園に同い年くらいの男の子がやってきた。ピンクの髪に、左側だけ三つ編みをたらしている。
 彼はサッカーボールを抱えていて、わたしの姿をちらっと捉えると、少し離れた場所でウォーミングアップを始めた。公園には一回り小さなゴールが設置されているので、どうやら練習に来たらしい。軽やかなリフティングの音が響き渡る。
 わたしはクレープを一口食べて、天高くダイチを見上げた。ああダイチ、必ず助けてあげるからね……。
 また一口。それからなんだかついてない今日という一日を振り返ってみる。
 友達とはぐれ、スマホを落とし、犬に噛まれ、画面はバキバキ。電源もつかない。電車を乗り過ごし、雪が舞う寒空の下、お腹はぺこぺこ。クレープを買えたことと女の子のボールを取ることができたのはよかったけど、まさか今度はダイチが犠牲になるなんて……。
 はあ、とため息をついたときだった。

 ──ガコォォンッ!!

 ひときわ大きな音が鳴り響き、わたしは「ひぃっ!!」と飛び上がった。

──ぼとっ。

「あ」

 ふたりの声が重なって、その視線が地面に落ちる。べちょっと逆立ちで着地しているクレープ。わたしは固まる。
 ぽん、ぽん、ぽん……とボールが落ちる音。顔をあげると、気まずそうな男の子と目が合った。
 さっきの音は、シュート練習でポストにぶつかった音らしい。理解するまでに時間がかかったけど、どうせ理解したところでクレープは戻ってこない。クレープ。わたしのクレープ……。

 気がつくと、わたしはぼろぼろ泣いていた。まさか十七歳にもなってクレープひとつで泣くなんて、と思ったけど、でも、たぶんこれはキャパオーバー。積み重なった不幸に対する負のエネルギーが、とうとう溢れ出してしまったのだ。

「わ、悪い。悪い……」

 男の子が駆け寄って、あたふたと両手を彷徨わせる。
 ちがう、あなたのせいじゃないよ。
 そう言いたいのに、しゃくりあげてうまく言葉にならない。クレープ、ダイチ、小樽、サッポロ……と支離滅裂なことを口走っている。

「わたし、迷子なの」

 ようやく冷静になって、クレープを片付けながらことの経緯を説明すると、彼はギョッと驚いて呆れたような顔をした。

「たぶん大騒ぎになってると思うぞ……」

 えっ、と顔をあげる。彼は自分のスマホを取り出して、「電話、電話」と言った。

「担任の連絡先とか、緊急連絡先が書いてある修学旅行のしおりとか、なんかないのか」
「しおりは写真に撮って、データはスマホのなかに……」
「…………」

 黒名くんはたぶん心のなかでちょっとわたしのことをバカにして、でも、わたしの名前と学校名を確認すると、番号を調べて電話をかけてくれた。

「苗字、名前だな」

 低く落ち着いた声に名前を呼ばれるとドキッとしてしまう。
 わたしは無事だということと、札幌駅へ向かうことを連絡すると、彼はどかっとわたしの隣に腰をおろした。

「ごめん、ありがとう……」
「別に。構わん構わん」
「あなたのお名前は?」

 くろならんぜ、と彼は言った。螺旋を描いて落ちるようなその響きをくりかえす。くろならんぜ、くろならんぜ。黒名蘭世と書くらしい。
 すてきな名前だね、と言うと、黒名くんはふいっと顔を背けて三つ編みをいじった。
 彼は十六歳で、学年もひとつ下だった。今日は振替休日で、部活もないので公園に暇つぶしに来たらしい。
 年下の男の子に助けてもらうなんて、情けないやら恥ずかしいやら……。
 電車の時間まで調べてもらって、わたしはもうひとつ、黒名くんにお願いしたいことがあった。

「あの、柴犬のキーホルダーなんだけど……」

 高い木を見上げると、黒名くんは「あぁ」となんてことない顔をした。そして、ころころ転がしたサッカーボールをぽんっと軽く蹴り上げて──なんと見事に命中させた。

「すっ、すごい……! すごいよ黒名くん!」

 無事に帰ってきたダイチを握りしめて、わたしは前のめりで褒めたたえた。
 「普通、普通」とすまし顔で、でもそわそわ三つ編みをいじる黒名くんはかわいらしい。

「ありがとう。これで思い残すことなく帰れるよ」

 その瞬間、わたしのお腹がぐぅーっと鳴った。気まずい沈黙。黒名くんはばつが悪そうに「……クレープ奢る、奢る」と言った。

「えぇっ!? いいよいいよ! いいんですか!?」
「食い気味だな」

 サッカーボールを抱えて歩き出した黒名くんの隣を歩く。出会ったばかりなのに、彼の隣はすごく居心地がよかった。不思議な巡り合わせ。

「北海道って寒いね」
「そりゃ北国だからな」
「びっくりしたよ。ちらほら雪も降ってるし」

 わたしが空を見上げると、黒名くんはきょとんとして、それから言いづらそうに苦笑した。

「あー……あれは雪じゃない。雪虫、雪虫」
「えっ、ゆきむし……虫ッ!?」

 ぎゃーっ! と飛び上がると、黒名くんはまだ全然少ないほうだなんて言ってのけた。これが道民か。面構えがちがう。

 ダイイチスーパーに戻ると、すでにキッチンカーは撤収していた。今日はとことんついてない。
 わたしがショックを受ける様子に黒名くんは責任を感じたのか、「ここのパン屋がうまい」「パンなら落としても三秒以内ならいける。いける」と提案してくれた。

「──お姉ちゃーん!」

 ふと、後ろから呼び止められる。振り向くと、さっき公園で出会った女の子がわたしに手を振って駆け寄ってきた。
 母親は「どうしても渡したいって聞かなくて」と申し訳なさそうに頭を下げた。

「これあげるー!」

 女の子がくれたのは、ラッピングされた小さなメモ帳だった。いかにも彼女が好きそうな、かわいらしいキャラクター柄のメモ帳。

「わあ、ありがとう!」

 わたしは女の子を抱きしめた。心温まるうれしいサプライズ。
 女の子は満足したのか、「じゃあ、さよーなら!」と言って、再び母親に手を引かれて去って行った。

「よかったな」

 後ろで見守ってくれていた黒名くんがやさしく笑うので、わたしは胸がいっぱいになった。

 黒名くんがおすすめしてくれたパン屋で、黒名くんがおすすめしてくれたツイストパンを買った。黒名くんの分と、わたしの分と、ふたつ。
 電車の時間が近づいていたので、「帰り道に食べるね」と言った。黒名くんは「うん」と言って、そこで会話が途切れた。後ろ髪を引かれるような、妙な沈黙が流れている。

「……あっ、あの黒名くん! よかったら連絡先──」

 思い切って口にして、ハッとする。取り出したスマホの画面は真っ暗だ。

「じゃ、じゃあ……! インスタとかSNSとか、なんかやってる? わたし頑張って探すから──」
「いや、やってない。やってない」
「えぇーっ!?」

 わたしは頭を抱えた。恥じらいも捨てて、必死に他の方法を考えた。
 だって、旅の恥はかき捨てと言うけど、このご縁は絶対に捨てたくない!

「あの、わたし苗字名前! 〇〇高校二年生の十七歳! 〇〇市に住んでます! 誕生日は〇月〇日で、血液型は────」
「落ち着け、落ち着け。……俺が登録すればいいだろ」

 えっ、と顔をあげると、黒名くんは「番号、番号」とぶっきらぼうに目を泳がせて催促した。
 そっか! わたしの番号、番号……。

「ま、待って。緊張して思い出せない……」
「…………」
「あ、そうだ! ちょっと待って──」

 わたしはスクールバッグからペンを取り出して、さっき女の子からもらったメモ帳を開いた。
 それから黒名くんの番号を教えてもらって書き写す──と、

「え、うそ。出ない……」

 ちょうどインクが切れてしまった。うそ、こんなことってある?
 不幸の連続に、わたしはまた泣きそうになった。そのとき、

「──あら、あなたもしかして……」

 ふと、声をかけられて振り向く。
 そこには小樽で出会ったおばあちゃんがいた。まさかの再会に「えーっ!」と驚く。

「あれ、ポンちゃんは?」
「ポンちゃんは小樽に住む娘の犬なの。昨日娘がぎっくり腰になっちゃって、代わりにお散歩してただけなのよ」

 おばあちゃんはこの辺りに住んでいて、買い物をして帰る途中なのだそう。

「あなたすぐいなくなっちゃったから、お詫びにと思ったのに渡せなくて……」

 おばあちゃんは、ポンちゃんがわたしのスマホを噛み噛みしたお詫びに、すぐ横の雑貨屋さんでわたしにプレゼントを買ったという。戻ったらどこにもわたしの姿がないので、諦めて帰ってきてしまったと。

「開けてみて。絶対に喜ぶと思うわ」

 わくわくしながら受け取って、そうっと覗いてみると、そこにはダイチ≠ェいた。
 ダイチ──わたしの愛犬、黒柴の男の子──そっくりの黒柴柄のボールペンと、ハンカチ。
 か、かわいい! 貴重な黒柴グッズ!

「ありがとうございます、うれしい……!」

 いいのよ、ごめんなさいね。とおばあちゃんは言った。

「でも、こんなことってあるのねぇ」

 ほっとしたように去って行ったおばあちゃんの背中を見送る。
 またまた後ろで見守ってくれていた黒名くんに振り返り、わたしは今度こそという気持ちでダイチ≠フボールペンを握りしめた。

 かわいいメモ帳に、黒名くんの連絡先を書き写す。
 ──こんなことってあるのねぇ
 しみじみと呟いたおばあちゃんの言葉が、胸に響く。


「送る、送る」

 と言ってくれた黒名くんと、ツイストパンを食べながら、駅まで歩いた。
 わたしが住んでいる街のことや、修学旅行の思い出なんかを話した。
 黒名くんはとにかくサッカーが大好きで、なんとハリネズミを飼っているのだという。
 もっともっと黒名くんのことが知りたいと思った。けれど、あっけなく駅に着いてしまった。

「じゃあ、帰ったら……というか、スマホが直ったら連絡するね」
「うん」

 電車が到着するまで、あと一分もないだろう。名残惜しい気持ちを抑えて、わたしは「じゃあ……」と背中を向けた。

「──ひとつ、訊きたいことがあるんだが」

 呼び止められて、振り返る。
 黒名くんは言おうか言うまいか迷うような素ぶりを見せて、そして口を開いた。

「ダイチって、……彼氏か?」
「──えっ?」

 わたしは目を丸くして、なぜか頬を染めている黒名くんをぽかんと見つめた。
 「DAICHI≠チてキーホルダー、つけてるだろ」と、まるで八つ当たりするように、わたしのスクールバッグを指差している。

「かれ、……え? ダイチは犬だよ、黒柴。ほら、さっき取ってもらった……」

 わたしは黒名くんに取ってもらったダイチのキーホルダーを見せた。すると、今度は黒名くんがぽかんとして、それからぶわっと赤くなった。

「ど、どうしたの!? 黒名くん」
「いや、なんでもない。なんでもない……」

 まもなく電車が到着すると、アナウンスが流れる。
 わたしはわけがわからず、でもすぐに理解して、同じようにぶわっと赤くなってしまう。

「わ、わたし彼氏いないよ! 全然いない! むしろ欲しいし、募集中っていうか……!」

 弁解するように捲し立てると、黒名くんは勘弁してくれと言う代わりに「わかったわかった」と、しっしっと手で追い払った。

「絶対連絡するからね! じゃあ、元気で……!」

 電車が到着して、わたしは慌てて改札をくぐった。また会えるかわからない、遠い地で出会った彼に背を向けて。
 飛び乗った電車のドアが閉まる。走り出すと、それからもう二度と、黒名くんの姿は見えなかった。

 がたん、ごとん。わたしは揺れて、みんなも揺れた。電車は淡々と、いつもどおりに日常を運ぶ。
 ふと、いままでのことがぜんぶ幻だったような気がして、スクールバッグのなかを覗き込んだ。でも、そこには小樽で買ったお土産と、壊れたスマホと、すてきな贈り物が詰め込まれていた。

 ガラスのオルゴールをそっと取り出す。キラキラ光る、繊細な仕掛け。
 ぜんぶ繋がってる、と思った。
 夢かうつつか、わたしは不思議な気持ちで、そのまま札幌駅まで電車に揺られていた。





 ── 一ヶ月後、わたしはようやく勇気を振り絞って、黒名くんに電話をかけてみた。
 でも、黒名くんのスマホはずっと電源が切れたまま、繋がることはなかった。

 しばらくして、わたしは彼が前代未聞のプロジェクトに参加していることを知る。
 つかの間の休暇、北海道に帰省する前に会いたいと電話があった。
 今日、わたしは黒名くんに会いに行く。




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