「兄ちゃん!」
なまえを寝かしつけた後帰宅すれば、玄関を開ける音を聞きつけた竜胆くんが飛び出してくる。
「なんだよ竜胆まだ起きてたのか」
「兄ちゃん待ってたんだよ、あんな風に通話切られたら気になって寝れないだろ普通」
怒ってるのか、拗ねてるのか目の前の可愛い弟は俺と違って吊り上がっている眉をさらに吊り上がらせている。
「なまえに、なんかあった?」
「んー、帰り際のコンビニで嫌なヤツと会ったみたいでそっからずっと怯えてたんだよ」
掻い摘んで説明してやると、腑に落ちてない様子だが引き下がった竜胆に、
「兄ちゃんちょっとやることあるから明日から暫くなまえの送り迎え頼むわ」
と言う。
「兄ちゃん、俺にもなんか出来ることあったら言ってな」
「取り敢えずname#のこと頼むな、絶対また接触してくると思うから」
といえば、任せろ!と胸をはる竜胆。
「コンビニで顔見たし、なまえに名前と会社聞いたからなんとかなるだろ」
「そいつの会社六本木らしいし、六本木で俺たちに調べられないことはねぇよ」
2人顔を見合わせてにやりと笑う。
さあ、楽しい狩りのはじまりはじまり。
俺たちの大事な飼い主を苦しめるやつは許さねぇよ。
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