ネタ帳



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▼2016/08/15:馬鹿と天才は紙一重(仮)


サポート科の天才発明家がいろんな人と関わりながら(巻き込みながら)わちゃわちゃする話。
生徒を実験台にしたり先生たちに怒られたりする感じの日常。




雄英高校。
そこにはヒーロー科だけではなく普通科、経営科、サポート科などの科もある。
最高峰と言われるだけあり、ヒーロー科以外にも様々な待遇がある。
サポート科は自身が発明したサポートアイテムの特許を在学時に取得することも可能だ。そして、普通の生徒は協同ラボだが、実績をあげている生徒には個人のラボも与えてくれるのだ。
そんなサポート科はしかし。その特質からして問題児がなかなか多い。



さてさて。サポート科に今年入学した生徒のなかで、既に教師のなかで話題になっている生徒がいる。
#苗字##名前#だ。
彼女は天才発明家といわれ、既にその頭脳は世界レベル。

けれども、彼女は発明家なのだ。その言動には常人が理解できないものが多い。
そして、彼女もサポート科の例に漏れず問題児だった。



「先生失礼します!」
ノックもそこそこに激しい音をたてて職員室に入ってきたのはサポート科の#苗字##名前#だ。
「#苗字#?どうし………ちょっとまて。お前、その台車に乗っているものはなんだ?」
サポート科の教師が#名前#の姿を見つけ声をかけるが、#名前#が引いていた台車を見て顔をひきつらせた。
「実はこの事でご相談にあがりました」
いまだドアにいる#名前#と台車は入り方も相まって職員室中の注目を集めていた。
「あ、相澤先生。いいところに」
「なんだ」
「この子たちをお願いしてもよろしいでしょうか?」
ちょうど職員室に入ろうとした相澤をひき止めた#名前#は台車ごと手渡す。
「ちょっとまて#苗字#。今、この子たちって言わなかったか?」
「はい。実はですね__」
「ばあ!」
サポート科の教師が#名前#のおかしな言葉を聞き咎め、そのことについて説明しようとしたそのとき。
台車の上に乗っていた箱。その上にかかっていた布がもぞもぞと動いたと思ったら、勢いよく子供が顔をだした。
問題はその子供だ。
「な……っ!」
「はぁ!?」
「爆豪少年!?」
箱から顔を覗かせたのは幼くなってはいるが確かに爆豪勝己そのものだった。
しかもそれだけではない。
爆豪が出たことによってかかっていた布がずりおち、なかが見える。
するとそこには、轟。麗日。緑谷。飯田がいた。全員幼くなっていた。
「は、ちょ!お前!!なにやった!?」
「ちょっと新薬の開発を」
「あれほど生徒を実験台にするなと言っただろうが!!」
「だっていい人がいなかったんですもん」
「もんじゃねぇ!これどうすんだ!?」
「大丈夫です。まだ未完成なんで。一日で戻ります。………多分」


サポート科の教師と#名前#が話している間、子供たちは箱の中から相澤を見上げていた。相澤も黙って見下ろす。
「…………だれだ!?」
「かっちゃ……っ!あぶないよ!」
「………」
「まいごはそのばをうごいちゃだめだぞ!」
「うちはまいごじゃないもん!」
どうやら肉体だけではなく精神も幼くなっているようで、舌ったらずな言葉でそれぞれ好き勝手に動き始めた。
「あ、相澤先生。その子達のことお願いしますね」
「は……?」
「だって担任じゃないですか」
「すまん!イレイザー!頼んだ!お前は説教だ!こい!」
「説教ごときで私の発明を止められると思うなよ!」
「ちったぁ反省しろ!!」



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みたいな感じの、日常物語的な。




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