お弁当用の惣菜が無くなったからお昼過ぎにスーパーに買い物に行った。冷凍食品の売り場で吟味してたらよぼよぼ歩きのお婆ちゃんが隣に来て唐揚げの袋を指差して「これはこのまま食べれるの?」と聞いてきた。レンジで温めるだけで食べれますよと答えたら「揚げないで食べれるの!凄いね〜」とニコニコしながら言うものだから、思わず詳細に説明してしまった。「年寄りだから、こういうの何も分からなくてね」と言われ心にクるものがあった。
お婆ちゃんが若い頃は冷凍食品なんてものは無かったんだな。今でも一品一品ちゃんと作る人は居るんだろうけど、わたしには無縁だ。料理するのはとても好きだし食べてもらうのも好きだけど、特別じゃない時のお弁当で一々ちゃんと作るのは辛いものがある。冷凍食品なんてものは無かった。という事に納得する反面、周りに教えてくれる人は居なかったのだろうかと考えてしまう。例えば娘とか、未婚や子宝に恵まれなかった場合は友人とか、知り合いとか。もしかして天涯孤独なのでは?という考えに至った所でもう考えるのを止めた。


2017/05/10(Wed)
きっと寂しかったのかもしれない