とある御史台の日常茶飯事
青い空、白い雲
涼やかな風
暑くもなく、寒くもない。
そんな昼下がり。
そんな日ってさー、
「外の芝生でごろぉんって寝転がって昼寝日和だよね〜」
御史台室。
もちろん大夫は長官室だから、
ここには現在私と清雅(まあ他にも御史はいるけど、無いことにして。あ、でもタンタンはいないや)しかいない。
「馬鹿か。馬鹿だろ、文法的に言葉が間違ってる」
「あーあぁ、清雅ってば仕事馬鹿〜ぁ」
「出世欲があると言え。第一お前官吏じゃないだろ。何でいる」
「しゅーれーちゃん待ち」
そういう問題ではない。という清雅のため息混じりの呟きが聞こえたが無視だ。そんなことは知っている。確信犯だ。という確信犯だ。
あー、なんでこんな奴と二人きり(実際には違うけど、心理的に言えばそんなもんだ)。
ぼやけば頭を思い切りたたかれた。
「ねえ、それって、なんかの、資料、だろっ?」
「よくわかったな。その通りだ」
「そんなもんで人を殴るな! 馬鹿になるだろ!」
結構分厚いそれは、地味に痛い。
「安心しろ、お前は十分に馬鹿だ」
「うるせーっ」
「それと、紅 秀麗なら来ないぜ」
「なんで!?」
「仕事だ」
それ以外にあるか、というような目で見下された。
確かに、あのがんばり屋の秀麗にそれ以外の理由があったほうがおどろきだけど、
「なんのために私はここにきたのさああぁぁぁあああああああ!」
「うるさい。知るか。黙れ」
にべもない。
えぐえぐ、と泣きまねをしていると「目障りだ」といわれた。
取り付く島もない。
それから、
叫んだ私の声が長官室まで響いたのか、
あきれた顔をした御史大夫(貴重だ!)に猫のようにくびねっこつかまれて追い出された。
(で、結局なんで来たんだ)(頑張り屋さんの秀麗ちゃんとお昼寝)(馬鹿か、すると思うのか)(させる)(阿呆)