悪い嘘
{emj_ip_0442}『ん......起きてたの、榛菜...』
{emj_ip_0254}「うん、おはよう」
{emj_ip_0442}『...どうしたの 正座なんかして』
{emj_ip_0254}「うん......実はね、」
{emj_ip_0442}『...なに?』
{emj_ip_0254}「カナくんに言わなきゃいけない事があって」
{emj_ip_0442}『なに』
{emj_ip_0254}「...カナくんの他に、好きな人がいるの」
{emj_ip_0442}『......で?』
{emj_ip_0254}「それでね......、その人と暮らすことになったの」
{emj_ip_0442}『......別れて欲しいってこと?』
{emj_ip_0254}「......うん、ごめん...」
{emj_ip_0442}『.........そう...』
{emj_ip_0254}「............」
{emj_ip_0442}『.........じゃあ俺からも ひとつだけ』
{emj_ip_0254}「うん...」
{emj_ip_0442}『嘘つくならもっと分かりにくいのにして』
{emj_ip_0254}「............んぇ?」
{emj_ip_0442}『バレバレだから』
{emj_ip_0254}「はぁ?なんで?なんでバレんの?あっ」
{emj_ip_0442}『嘘なんだね』
{emj_ip_0254}「嘘じゃないし!カナくんより好きな人ができ.........る
わけないですごめんなさい」
{emj_ip_0442}『はぁ。』
{emj_ip_0254}「ごめんなさいゆるしてなんでもします」
{emj_ip_0442}『なんでも?』
{emj_ip_0254}「...できる範囲で」
{emj_ip_0442}『ふーん...』
{emj_ip_0254}「(うわ、この顔...何考えてんのか分かんない...)」
{emj_ip_0442}『じゃあ...』
{emj_ip_0254}「(あーー何言われんのかな...怖い...)」
{emj_ip_0442}『こっち来て。隣。』
{emj_ip_0254}「......へ?それだけ?」
{emj_ip_0442}『早く』
{emj_ip_0254}「うん......?」
{emj_ip_0442}『.........(ぎゅっ)』
{emj_ip_0254}「!? カナくん!?」
{emj_ip_0442}『......嘘でも耐えらんない、榛菜が他の誰かの所に行く
なんて』
{emj_ip_0254}「カナくん.........超可愛い」
{emj_ip_0442}『は?』
{emj_ip_0254}「わたしのこと大好きじゃん...すっごい可愛い。」
{emj_ip_0442}『何だよ...アンタだって...』
{emj_ip_0254}「うん、大好きだよ、誰よりも好き」
{emj_ip_0442}『......っ』
{emj_ip_0254}「わたしがカナくんの前から居なくなるのは、死ぬとき
だけだよ」
{emj_ip_0442}『俺は...いつか離れるかもしれないよ?』
{emj_ip_0254}「っ、え?」
{emj_ip_0442}『なんてね、お返し。』
{emj_ip_0254}「も〜〜...!びっくりし...たあ...」
{emj_ip_0442}『え、ちょっと、泣かないでよ』
{emj_ip_0254}「だって〜...やだあ...(泣)」
{emj_ip_0442}『大丈夫、ずっと隣にいるから。』
{emj_ip_0254}「約束...?」
{emj_ip_0442}『約束。』
{emj_ip_0254}「うん、...変な嘘ついてごめんね。」
{emj_ip_0442}『本当...、来年はもっと可愛い嘘にしてよね』
{emj_ip_0254}「ふふ、わかった」