帰り道、知らない人に声をかけられた。今までに何度かあったし、道案内だろうかと振り返る、と。かぱり。大きくひらかれた、ナニカの口。喰べられる…!思わずかたく目を閉じたものの、いつまでも痛みはやって来ない。おそるおそる目を開けると、はらりと季節外れの薄紅色が舞った。「首落ちて死ね!」