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……………
3人はナイジェルとリッキーが運ばれた場所へ至急車を走らせた。
隣町の大きな病院だ。
「おい!ナイジェル!リッキー!」
「静かにしてください!ここは病院ですよ!」
「あ…すいません」
恐そうな体格の良い看護婦に怒られるジム。
「リッキー!大丈夫!?」
「だから静かにしてください!!」
「あっ…ごめんなさい」
同じ看護婦に怒られるビッキー。
その後別の看護婦に誘導され、ふたりが寝ている部屋まで辿り着いた。
ゆっくりと中に入り、心配そうに眠っている彼らの顔を確認してみる。
間違いなく間抜け面で寝ている、俺達の知っている顔だ。
「良かったな。ちゃんと生きてるみたいだ」
「元に戻ってるの!?あんなオッサン臭いリッキー、私には愛せないわ!」
「戻ってるわよ」
「「…え?」」
後から来たサラがふたりの寝顔を見ながら言った。
「よく見てみなさいよ」
ナイジェル「…タバコぉ……俺のタバコはぁ……」
リッキー「…裕之介ぇ……クリスティーナ………あと…もう1匹ぃ……むにゃむにゃ…」
ふたりの寝言を聞いて安心したのか、3人は顔を見合わせてクスリと笑い合った。
fin
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