暁
※精神年齢が低い
今日は夏休み最終日、私の部屋にあかつきさんたちが集まって宿題を片付けています。
「美術のアレ、ちょきんばこ作りならオイラにまかせてくれ、うん!」
「阿保か、オレに任せた方がいいのが出来るぜェ。例えば走るちょきんばことかなぁ」
「ちょきんばこが走っても意味ないですよ。もっと実用的なオプションを付けないと…」
片付けて、います。
「ハーイハーイ!読書感想文ならオレに任せなァ!そのかわり他の宿題は全部…」
「お前はどうせアマ○ンのレビューを丸写しするだけだろう。勝手なことを言うな。」
んんん。私がまだ終わっていないのは数学なのです。これは公式がわからない限り解けないなあ。だれかに教えてもらおう。
「スミマセーン。数学得意な方、ここおしえてくださーい」
「…」
聞こえたはずなのに誰も反応を示してくれない。いや此方をちらちら見ている人がひとり。
「あ…名前。私は力になれないけど、教科書くらいならもってるわよ。」
「…ありがとうございます」
ここ、私の家だから教科書、あるんだけどね。
「みなさ〜ん!只今戻りました〜」
差し入れ買って来い!とパシリにされていたトビくんが帰ってきた。あれ、玄関鍵開いてたのかないや閉めたはずなんだけど…
「おう、遅いぞトビ!何分かかってるんだよ、うん」
「ええ〜仕方ないじゃないですか、隣町まで行って来たんですよ!少しは褒めてくださいよぉ」
「トビくん、買い物ご苦労様。」
「う。全然感情こもってませんね。もういいです」
あーあ、トビくんが部屋の隅で三角座り始めちゃった。みんなも褒めてあげようよ。
「おい、一体何円分買ってきたんだ。少しは節約したらどうだ。」
「あーっ!オレの食えねーやつばっかじゃねーか」
「みなさん本当にひどいっすね…泣いちゃいますよ」
いろいろ言ってる間にイタチさんがお菓子を並べてくれていた。あ、和菓子の箱独り占めしてる。団子目当てか…。
「名前、もう3時を過ぎている。はやく食べよう。」
「はぁーい、じゃあお菓子パーティー始めましょーか!」
…
宿題が おわらない!!
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