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□SS

・翠
パンツ?パンツって何下着のまんま外出てるの?ねえ恥ずかしくないの露出魔なの?え、パンツ短くない!?何それ人のパンツに文句つけんの?……え、パンツってズボンのこと、って?そ、な、わ、私そんなの知らなかったし!

・夜桜
夜桜くんはいつも自分勝手だ。
私の姿を見れば走って抱きついてきたり首元に顔を埋めてすきだーなんて言ってくる。家に帰ったら玄関の前で夜桜くんが三角座りをしていたこともある。冬だってのに。そのくせ久しぶりに会って話しかけたらあんただれ、なんて言われるし。こんなに自分勝手な夜桜くんといつも一緒にいる(というか振り回されてる)磯崎くんは本当に尊敬する。

・湾田
今日は内田と遊園地。早速怖いと評判のお化け屋敷に行ってみた。
内田は最初わたし結構こういうの好きなんだーと言っていたくせに、入口が近付くにつれて顔が強張ってきている。これはもしかすると……もしかするんじゃないか。

・ロココ
小さい頃からそばにいて、ロココのことを一番わかっているのは私だと思っていた。いじめられていたら助けていたのも私だし、遊びに誘ってあげるのも私だった。


・?
隣の席のあいつのおなかが鳴った。わざとらしく周りをきょろきょろして私じゃないですよアピールを、している。そんなあいつに聞こえてんぞとひとこと言うと、途端に顔が真っ赤になる。わかりやすいやつだな。

・天馬
天馬くん天馬くん。今なにしてるのかな天馬くん。今日見た笑顔を思い出す。天馬くんのことを考えてるだけでこんなにも幸せだよ。はやく私のものになってね、天馬くん。

・湾田
内田の様子がおかしい、と思ったらいきなり手を繋いできやがった。突然のことにびっくりして動けないでいると、内田がこっちを向いて「湾田くんかわいー」ちゅーされた。離れたあとの内田の顔がやけに自慢気だったのは気のせいか。
という夢。

・エスカバ
「ねー、エスカって、女の子と付き合ったことあるの」
何の気もないように放った言葉の反面、声が震えてしまわないかとても心配だった。
思えばエスカにホレタハレタな話をするのは初めてだったような。
「は?」
「だから、女の子とお付き合いしたことはありますか」
さっきのでわからないのかばかやろう。二度目の質問はなんの心配もいらずまっすぐ言葉になってくれた。今度は目を見てそう言うと、エスカは怪訝そうな顔をしていた。
「あるーっつーか、現在進行形、だな」
「……は」
「んで、それがどーしたよ」
「なんでもねー」
「はあ?なにいきなりテンション下がってんだよ」
「うるさい、わたしは失恋したの」
「?」
「というか、振られてたことに今気付いたの」
「今?何にだよ」
「おまえだよ!」
逃げ出す前にちらりと見えたエスカの顔が、瞼に焼き付いて離れない。


・?
「も、もしもし?」
「お?どした、ってか家にいんのになんで電話なんだよ」
「……いいじゃん」
だってあなたのその笑い声も、こんなに近くで聞こえるんだもの。

・やく
「寝る前に水飲むと体にいいんだっけ悪いんだっけ」
「知らないよそんなこと俺に聞くな」
「えーいいじゃん。夜久は?飲んでる?」
「飲むときは飲むけど飲まないときは飲まない」
「そっかぁ。じゃあ血液型占いは?信じてる?」
「いいときは信じる」
「なるほどー。それじゃあ、あなたに水がかかりました、それはどこ?」
「知らねーよ何この質問責め」
「えーと、ちょっとでも夜久のこと知りたいなーって思って」
「……ふぅん」

・さとり

「先輩先輩メアド教えてくれませんか?」
「いーよー。メモに書くからそっちから送ってね」
「はーい!」
「ほいっ」
「ありがとうございます!えーとなになに……satoken_love@……!?」
「ん?どした」
「へっいやなんでもないっス!今から送ります!」
「はーい待ってまーす」
「……え」
「えー?」
「何かエラーで返ってきたんですけど」
「えーウソ〜。間違えたかな」
「わざとですよね!」
「わざとです」


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