アウルンデレラ?


 

結末3パターン

この話はシンデレラパロでお送り致します。
語り部は僕、キラ・ヤマトがやるからよろしくね。

今回の企画の主役、シンデレラことアウルンデレラ役のアウル。

「何で男に女役やらせんだよ!わざわざ“アウル”ンデレラとかやらなくても“シン”デレラでいいじゃん!」

姉二人にはシンくんとスティングくん。

「何で姉なんですかね」
「俺はまあ仕方ないか」

継母役はアスラン。

「ラクスがいないんじゃ仕方ないか」

あれ、いないって誰から聞いたの?

「一番のいじられ役が脇なら相手役は出られないだろ」

アスラン、今回の企画の主役はアウルだよ?

「それはわかって……ま、まさか!」

ふっふっふっ、魔法使い役はラクス。

「頑張りますわ」
「何だ魔法使いか」

王子役にステラ。

「ステラ、頑張る。ダンス……踊れないけど」

以上でお送りします。
というわけで時間の都合で配役説明をしていきなり舞踏会当日になります。

「アウル……ンデレラ、何もしなくていいからおとなしくしてろよ」
「はいはい」
「夕食も作ってあるから残さず食べろよ」
「さっさと行けよ」

姉二人に酷い仕打ちを……受けてないね。

「床磨きぐらいはしておくんだぞ」

継母だけはちゃんと仕事を命じて三人は舞踏会へと行ってしまいました。
アウルンデレラは城では一体どんな素敵な舞踏会が行われているのだろうと思いながら、床磨きをします。

「さてと、床磨きぐらいしとくか」

舞踏会の事考えようよ。

「行っても踊れないし」
「魔法を使えばあら不思議、素敵に踊れますわ」
「ラクス?」

話が進まないので魔法使いが床磨きを手伝ってくれています。手伝わなくてもいいんだけどね。

「でもお仕事はきちんと済ませませんと」

床磨きを終えた二人は庭に出ました。

「では12時までに戻ってきて下さいね」
「別に行きたくないんだけど」
「駄目ですわ、何事も経験ですから行ってきて下さい」
「仕方ないなー」

魔法使いに説得されて、アウルンデレラは渋々舞踏会に行く事にしました。
魔法使いはピンク色の球体を取り出し、投げました。

「一瞬で城へ行けますわ。でも12時までに城の階段を降りきって下さい。そうしないと魔法は解けて徒歩で戻ってくるようになってしまいます」

徒歩とかそういう問題の前にピンクハロって便利だねと言った方がいいのかな?

「城?」

アウルンデレラは気付くと城の階段にいました。
漏れ聞こえてくる音楽は楽しそうです。

「ビラビラのドレスってどうなんだよ」

一応シンデレラだからラクスも手加減なしにしたみたいだね。

「あんたが魔法使いじゃないだけマシか」

酷いなー。
語り部はやりたい放題の立場なのに。

それはさておき、城内に入るとそこはまるで別世界。

「まぶしっ、こんな中いて何が楽しいのかわかんねー」

そこにはアウルンデレラが夢見た世界が広がっていました。

「じゃ、もう帰っていいよね」

これで帰れるはずもなく、タイミングよく誰かとぶつかってしまいました。

「うわっ!?ドレスで歩きにくいのに……前見て歩けよ!」
「ごめんなさい、大丈夫?」

倒れたアウルンデレラに手を差し延べたのはこの城の王子ステラでした。

「何だこれ」

アウルンデレラ。

「どう見てもオチないじゃん」

書いてる人の心境言っちゃだめだよ。
アウルンデレラは王子の手をとり、起こしてもらいました。

「ダンス……」
「あー、無理」
「踊れないから、逃げてきたの」
「は?」

アウルンデレラにかけられた魔法には一緒に踊る人が踊れなくても不思議と踊れてしまうという魔法もあります。

「何そのふり」

いいから踊りなよ。
アウルンデレラは王子をホールに連れだし、踊りはじめました。

「ステラ、踊れてる」
「ただし僕と一緒……しかも魔法かかってないと無理らしいけどね」

二人のダンスに周りも踊るのをやめて見惚れています。
その中に姉と継母もいました。

「オチが見つかりませんね」
「見つからないな」
「ラクスはどこだ」

アウルンデレラに対して何か言おうよ。
ハッ!?アウルンデレラ!

「何だよ」

もうすぐで12時だよ!早くしないとここで素っ裸になっちゃうよ!

「何だよそれ!」

ここで選択肢みたいだね。

「せんたくし?」

結末は3つ。
お好みで選ぶもよし、全部見てみるのもよし。ここでやめるのもありだよ。

A:急いで城から出る【魔法使いEND】
B:この場に留まる【王子END】
C:急がずに城から出ようとする【大団円?END】

ページを戻って選んでね。

「戻るようなのかよ」



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