Close my eyes
「マリューさん、もうそのぐらいにした方がいいんじゃないですか?」
「まだまだ〜ほらキラくんも飲んで」
キラとマリューはアークエンジェル内キラの部屋のベッドの上でなぜかお酒を飲んでいた。もちろん飲んでいるのはマリューだけだが。キラは少し呆れてため息をつく。それをみたマリューは悪態をつきはじめる。
「こらぁ〜!キラ・ヤマト!私が飲んでって言ってるのに何ため息なんてついてるの?艦長命令よ、飲みなさい」
「え……」
マリューは見るからに目が据わっている。キラはマリューから少し離れる。
「なんで離れるのよ〜」
マリューはキラにうなだれる。キラは身動きができない。
「今日はどうしたんですか?いきなり僕の部屋で飲ませてくれなんて」
「話しズラすなぁ〜。はぁ……なんかやけ酒したくなっちゃったのよ」
「僕でよければ聞きますよ?」
マリューは先ほどの酔いなど醒めたかのように真顔になりキラを一度見て下を向いた。
「フラれちゃった……フラガ少佐に」
「そう……なんですか」
キラは聞いちゃいけない事を聞いてしまったと思い黙った。
「キラくん、フレイさんとはどこまでイったの?」
「フレイとはどこにも行ってませんが……?」
意味がわかりながらキラはわざとそう答える。
「キラく〜ん……」
胸をはだけさせそれをキラにわざとみせるようにする。キラは一瞬だけ見て目を逸らす。
「どこまでイったかっていう意味がわからない子には私が意味を教えてアゲル」
キラが返答する前にキラを押し倒しキスをするマリュー。深く吸いつくようなキス。
「んっ、んん!」
抵抗するキラ。しかしマリューはキラの上着を脱がし始め素肌に触れる。
「んん!」
マリューは唇をキラの唇から離し首筋から下に移動させ胸に吸いつく。
「うぁっ……」
思いもよらないマリューの行動に反応してしまうキラ。マリューは更に下に移動していきズボンに手をかけはじめる。
「マリューさん!?」
キラは脱がされそうなズボンを抑えマリューから離れそうとする。しかし布の上からキラ自身に刺激を与えられ力が弱まる。
「やっぱり男の子ね。しっかり反応してるわ」
そう言ってマリューはズボンのファスナーを下げズボンを下ろしキラの下半身を裸にする。
「上着をちゃんと脱いでなくて下半身だけ裸にするとかなりそそられるわよ、キラくん」
「や……めて下さい」
「見られただけでこんななのにやめてほしいの?」
マリューはキラ自身の頭を指でつつく。キラは軽くうめき、顔を手で隠す。
「キラくんからシテ下さいって言うまで見てようかしら……」
そういいながらマリューはキラ自身を手で包み軽くこする。
「あ、う……」
キラはなるべく声を出さないよう口をつぐんでいる。マリューはそれを見てほくそ笑みキラ自身を口に含む。顔を上下に動かし更に刺激を与える。
「あっ!だ……め、出るっ!」
ドピュッ…ゴクンゴクン
キラはマリューの口に射精し果てる。キラの液を飲み干すマリューを見てはずかしくなるキラ。
「なんで僕にこんな事するんですか……?」
マリューは怪しく笑い無言で果てたばかりのキラを舌で嘗めまた立たせてから言う。
「誰かを傷つけたいからよ」
「うあぁ……!ふ……もうこれ以上は……」
「だめよ、キラくん。まだあなたから私に挿れてくれてないじゃない」
一晩のうちに自分は何回果てたのだろうと思うくらいキラはマリューに犯され続けていた。果てては勃たされまた果てる。それの繰り返しだった。しかしキラは仰向けのまま一度として自分からマリューに挿れはしなかった。いつになったらこの牢獄から抜け出せるのか…そんな事を考えているキラにマリューは問いかける。
「私から解放されたい?」
「あたり……まえじゃ……ないですか」
低い声で途切れ途切れに答える。
「ならキラくんから私に挿れて」
「……なぜですか?」
マリューは何もかも壊れたかのようにほほえみながら答える。
「あなたに犯されたいからよ。私の言う通りにしたら解放してあげる」
キラは解放されるなら……と思い自分がいた位置にマリューを押し倒した。多少の愛撫をしマリューの太股を曲げ挿れる体制に入る。瞬間、マリューが泣いたように見えた。しかしキラはマリューに自身を挿しいれ乱暴に腰を動かす。
「あっ、キラくんそうよ。優しくなんか……しない……でもっと…乱暴に」
マリューの要求通りキラは更に足を押し広げ挿し入れられるところまで腰をいきおいをいれて突きいれる。マリューは鳴かず息を激しくついているだけ。今までで一番長くつながっているのではとキラがふと思った時二人の快楽の頂点がきた。マリューはキラの顔を引き寄せキスをする。そしてキラが先に果てる。キラの精がマリューに放たれその勢いに反応しマリューも果てる。しかしマリューの頬には一筋だけ涙が伝い目を閉じた。すべてが見えないように……。
キラが起きると朝になっていてマリューは部屋にいなかった。飲み散らかしたお酒もない。
「夢……だったのかな?」
そう思い食堂に向かう。食堂に向かう途中マリューが向こうから来るのが見えた。
「……おはようございます」
少し後ろめたさがありマリューの顔は見ず挨拶するキラ。
ドンッ!
「んっ!」
キラはマリューに壁に倒されむりやりキスされた。少し経ち離れるマリュー。顔は怪しい微笑みをしている。
「もう前みたいには戻れないわ……壊れてしまったものは直せないから……」
そう言って歩き去るマリュー。キラは自分の中で何かが壊れたと感じた。そう、何かが……。
book /
home