とっても短いお話
mha hqは専らTwitt
▽2020/05/16(23:31)
名探偵 服部平次『もしもし、今日は、西の高校生探偵くん?』
「あ、誰やねえちゃ――っ! 名前じゃねぇか、なんや、えっらい久しぶりやなあ! イギリスだかイタリアだかにいっとったんやないんか? つかなんで公衆電話からかけてんねや」
「イギリスだよ。いやー相変わらず騒がしい声で何よりだよ元気がいちば――」
「じゃかしいわ! それよりお前何時やと思っとんじゃ、十二時やぞ! 時差考えやアホ」
「人の話は最後まで聞いてほしんだけどなあ。さっき大阪駅着いたんやけど、この時間でもうバスも終電もなくてなあ。あとでなんか奢ってあげるから、迎えに来てくれへん? あ、荷物は郵送だから今ハンドバッグだけ、身軽だよー」
「はあ? そんなん当たり前やろ考えて飛行機乗ってこいやドアホ! …大阪駅っててめバイク走らせてなんぼかかると思って……はあ、ったく駅の構内入って待っとけ! 着いたら電話するからうろちょろすんなわかったか!」
『餓鬼か、私は。ごめんね平次君ー』
「気色悪い声出してんなやどつくでほんま」
『すいませんでした大人しく待ってます駅員さんとお喋りしてます』
「…てか名前携帯どないした」
『へ、いやあ…それが…その…』
「ああん? まさかお前壊したんか!? あれだけ落とすな投げるなゆうっとったんに壊しおったんか!」
『あああああれはかくかくしかじか…っていやああはよう迎えに来て平次! 電話お金十円切れ…! ぶつっ』
「…帰ってきた思たら早々騒がしい奴やなほんま…」
携帯をポケットに突っこんで、それからバイクを蒸かそうとしてゆっくりと降りた。何時や思うてんのと母の罵声が飛んできそうで、彼は仕方なく小走りに少し走った先でバイクに跨いでこれまた仕方なしにもう一人の幼馴染を迎えに行くことになった。
すごい唐突に平次君熱が燃え上って自給自足。関西弁と新田がまじるごめんなさい。
名探偵