とっても短いお話
mha hqは専らTwitt

▽2020/05/16(23:33)

喰種 カネキ
息を止める。肺が押しつぶされる感覚に目を瞑る。苦しい、苦しいと細胞があがくのを感じながら、息を吐いた。

「カネキ、起きた?」

ドアをノックする音を合図に息を吸う。板を挟んだ向こう側にいる彼女に、今起きたと笑って告げた。

「今日は寝坊助だよ、みんなリビングで待ってる」
「...あれ、ほんとうだ」
「ふふ、コーヒー、ヒナミちゃんが淹れてくれてるから冷めないうちにおいで」

そう言って離れてく足音に、うんと呟いた。

僕はまだ、生きている。

カネキ



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