とっても短いお話
mha hqは専らTwitt
▽2020/05/16(23:37)
magi ジャーファル変態私、名前は肺呼吸を覚えてから今年で二十と三年数ヶ月を数える、たかだか一介の文官である。文官というからには勿論武芸に秀でるでもなく、読み書きと多少の頭の切れを糧に日々重なり積もる書簡の束を捌いていくことを仕事としている。それが、たかだか一介の、文官である私の仕事であった。
白羊塔では徹夜明けと不十分な仮眠後の文官が、がりがりと机の上の羊皮紙たちと向き合っている。かくいう私もその不十分な仮眠をとり睡魔と闘いながらこの壮絶なる仕事場へと足を運んできた一人なのだが、当たり前のように仮眠をとる前と書類の一枚も変わらずにそれらは机上に鎮座していた。ああ、いますぐにでも仕事を放り投げてやわらかなベッドに飛び込みたい。周りの文官たちと同じような色濃い隈を擦りながら、私は執務机に腰を落ち着ける。手慣れた手つきでペンを握り、インクにペン先を突っ込んだ。
ジャーファル様がとてつもなく変態です、
「様っていいですね」
「あ、ジャーファルさん私書庫整理があるので失礼します」
「スキンシップとセクハラの違いは?」
「愛があるかないかじゃないですか」
magi