とっても短いお話
mha hqは専らTwitt
▽2020/10/24(07:59)
MHA 緑谷出久裏注意
緑谷出久というひとをどうやら読み間違えていたらしい。おどおどとしていて頼りなく、はっきりと是とも非とも言えないそういうひとだと思っていた。時折丸い目をすがめて対峙する瞬間が平生の彼と対照的で、そのたびに心臓が強く拍動するものだから、これは所謂そのギャップに追いついていないだけなのだと。いや、本当はそんな片鱗すら愛すべき彼の一端であって、むしろ最近はそういうぎらついた一面の方が表立っていることの方が多いのかも知れない。
――なんて、くだらない思考回路を叱るように、耳元で名前が弾けた。
「まだ、だめ…?」
「――もう、むりぃ…」
脇腹を撫で上げる硬い皮膚の指先に声がひとつ漏れた。
散々弄ばれたおかげで彼の熱が下腹をおすそれだけで果てそうになる。少しだって動いたら頭の中が真っ白になりそうで、どうでもいいことに懸命に思考を巡らせるけれど引き戻されるように奥を突かれてぐずぐずになっていくのを繰り返している。もう我慢できそうにないんだけどと彼の目の際が理性と欲とに歪められていて、喉の奥が引き攣った。
なんていう意外とお上手な出久くんが読みたい。自給自足は無理がある。
MHA