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恋に落ちたのは「何でもないようなことで笑いあった日」/鏡龍

「おや、一つ多いですね。鏡太郎くんどうぞ」
和倉がくれたどら焼きを受け取ると、修善寺はそれを割って、片方を霧島に渡してきた。
「いいの?」
「りょーちんと食べた方が美味しいから」
「……ありがとう。いただくね」
半分のどら焼きを受け取ると、修善寺は満足げに笑っていた。

2018,Jun,30


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