📄で挙げてもらえたお話について綴りたいです@
予定調和
初めて書いた黒岩さんのお話です。羽村のカシラの件や八神探偵の前に立ちはだかる黒岩さんの用意周到な立ち回りに、人間一人くらい意のままに操れるだろうなと思って書きました。作中の黒岩刑事による取り調べのイメージがそのまま全面に出ています。タイトルは予め決まっていたので、無事にそれに合うような中身になってよかったです。でも、当時は黒岩満が恋愛をする姿が全く想像出来ず、解釈違いにならないかと怯えていたのは内緒です。
審美眼
これも初めて書いた峯のお話です。当時、3をプレイしていたので、あの華々しい事務所で商談を取り付けているかのような印象が強いです。結構、作中の描写や表現に寄りがちなので、あのジュラルミンケースも用意しました。峯の事務所にはたくさんの美術品の類が多く飾られていたので、タイトルも美しいものや価値のあるものを的確に見分ける力がある峯にぴったりかなと思います。作中でも神田に壊したコレクションは全部で10億は下らないと言っていましたね。
遠方のプレリュード
青木さんをお相手にした2部作の2作目です。初めは漠然と切ないお話が書きたいな〜とタイトルを決めかねていたところで、音楽のジャンルに目をつけました。1作目のセレナーデは『夜に恋人の為に窓下などで演奏される楽曲』、2作目のプレリュードは『前奏曲』という意味で、それになぞらえた形であの内容になりました。確か、青木遼との最終決戦は夜で、2作目は1作目より前の出来事になっています。つまり、そういうことです。
(実は青木遼の死を偽装し、二人で姿を眩ませる結末も考えていましたが、私に原作厨な部分があるので没になりました)
太陽はノスタルジックに沈む
2018年に書いた真島さんと夕暮れ時を一緒に過ごすお話です。このお話は現在に至るまでで一番書き直しをしたものになります。書いては消し、書いては消し……、表現が気に食わなければ消し、データごと消してはもう一度新しく書き始めたりと、かなり書き上げるのが大変でした。休日のあのピンクとオレンジが入り交じったような空を見ていると、今日が終わってしまうのをまざまざと見せつけられ、気分が沈んでしまうことが時々あり、それをどうにかしたくて、このお話を書きました。本当にかなり手のかかったお話なので、これを好きだと挙げてもらえたこと、心の底から嬉しかったです……!
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