dust box


プロットや設定しか残っていない没ネタ置き場
大体人を選ぶものばかり
反応次第でリサイクル(再執筆)するかも?
◯旅商人/●音楽家


▼2019/10/17:◯イチオシ/探鉱者と曲芸師


※ポ◯モンのとあるトレーナーから発想したネタ
※ちょっとアレなトントンコンビ
※オタ的な意味でメタい




旅商人夢主の接客に痺れてしまい、本人いわく大ファンになってしまった曲芸師。
夢主が出勤すると一番乗りで店に来る、暇なときはいつも庭にいて玄関に出ると必ず挨拶してくる、夢主が上手く対応できるたびどこからともなく現れて褒めちぎるなど、やり過ぎなくらい慕うが、下心はなくただ純粋にファンなだけ。
本人いわく、夢主の大ファンで友だち。
特に他のお客に迷惑行為は働いていないし、営業妨害にも当たらないので夢主は適当にあしらうが、ちょいちょいタジタジになる。
が、いつも通り曲芸師が夢主を"推し"に来ると探鉱者が割り込んでくる。
横入りにプンスカする曲芸師。
でも、探鉱者は涼しい顔(目は闇全開)で「◯◯さん、困ってるみたいだし一旦落ち着いたら?」と返す。

「というか、やけに◯◯さん、◯◯さんって慕ってるけど、君◯◯さんの何なんだい?」
「えっ、僕?僕は◯◯さんの大ファンで友だちですよ先輩!」
「へえ…そうなんだ。僕も◯◯さんのファンなんだ。……君より前からね。」
「えっ、先輩もですか!?隠れとか言うやつですか?でも先輩〜、いくらなんでも古参の新規マウントはやめた方がいいですよぉ?荒れますよ?あと順番は守らないと、マナー違反はダメですよ?」
「それは失礼、でも出待ちはファンのすることかな?」
「いやあ、だって推しの顔は早く見ておきたくてつい。」
「まさかファンとか言いながら、下心なんてないよね?」
「まさか!ありませんよ。あくまで推しは遠くで見守るのがファンですから!」

あからさまに自分すら置いてけぼりで、揉めてる二人に頭痛がしてくる夢主。
ちなみに、探鉱者は下心がある方のファン(というか厳密にはファンというより…)


※オマケ
「ところで、◯◯さんのお店に今までいくら使ったのかな?君は。

「勿論、かなり!」
「…僕もいつも使ってるよ。ゲームの回数を増やせばそのくらいはね。」
「もう、先輩てば!流石に推しへの課金は無理のないようにしてくださいね」
「…ちょっと、ノートンさんいいですか?」
「?、何だい?◯◯さん。」
「あなた、お金に困っていると前に仰ってましたよね?ゲームもそれが目的だと。」
「…うん。」
「なら、例えこの場だけのものでも、手持ちの通貨くらい計画的にやりくりできるようになりましょう?困るのはノートンさんですよ?」
「…そうだね。」
「無理な投資は身になりません。うちでお買い物をしてくださるのは感謝しますが、ノートンさん自身が負担になるようでは本末転倒ですよ?」
「…ごめん、◯◯さん。心配かけて。」
「心配っていいますか、警告しているだけで」
「うん、わかったよ。(だからもう、◯◯さんが僕の財布握ってくれるような立場になれば早いんじゃないかな?)」

「(……あーあ、◯◯さんそうやって思わず構うから先輩が調子に乗るんだよ。今もお説教されてるのに、ショボくれてるふりして、目が笑ってるし。よく見なよ、全然反省してないからほら。てか、先輩もいい年して構って欲しくてそんなことしてるの?…大人げないなあ。ま、気持ちはわかるし、そんなお節介な◯◯さんだからこそファンになったんだけどね!)」

探鉱者は幸せになりたいというのは一貫してるけど、幸せの要素がお金だけじゃない(


※余談
ちなみに、元ネタのトレーナーというのはジャグラーのマイクさんです。
金銀クリスタル、HGSSプレイヤーさんならピンと来るかと。



←前へ | 次へ→