小ネタ帳

此処は、お話に昇華出来なかった小ネタや、これからお話に昇華するかもしれないネタ達を書き留めた、所謂ネタ置き場です。主に、管理人の覚え書き処。名前変換物は*で表記。鍵付きについてはインフォページ参照。


▽ゲッシュのプロポーズ。

FGOで青槍短編ネタ。
ジューンブライドの時期に思い付いて書き走ってたんだけど、重度にスランプってたせいで結局途中頓挫してしまったお話。
槍ニキから告白受ける&プロポーズされて愛でたくゴールインするという感じの流れで書いてく予定だった。
↓以下、本文に入ってく前の前文を書いただけのもの。

爽やかな初夏の風が吹き抜けた。
少しだけ生温く、湿り気を含んだ微風がびゅわり駆け抜けて、目の前を歩くケルトの大英雄・アルスターの番犬の尻尾を揺らす。
目に映える、男にしては長い鮮やかな青髪が風に弄ばれる様は、正に喜色滲ませた犬の尾の其れのようだった。
きらり、太陽の光を受けて反射した彼の耳飾りにぼんやりと視線を投げ眺めていたら、流れる血潮を思わせるような赤が此方を振り向く。
合わさった視線にぱちりと瞬かせ、歩みを進めていた足を止め、彼が此方を見た意図を図ろうと首を傾げた。
刹那、目の前の男が、猛犬と大差無い野性味を彷彿とさせる牙を見せ、パカリと口を開いた。

「なぁ、マスター。…今、暇か?」
『…は?』
「まぁ、今に至るまで何をするでもなしにただ俺の後を適当に付いて歩いてたところを見ると、どうやら暇みてぇだな。丁度良い。ちっとだけ、アンタの時間貰っても良いか…?」
『え……?』

2019/10/09(18:32)

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