小ネタ帳
此処は、お話に昇華出来なかった小ネタや、これからお話に昇華するかもしれないネタ達を書き留めた、所謂ネタ置き場です。主に、管理人の覚え書き処。名前変換物は*で表記。鍵付きについてはインフォページ参照。
▽おっぱいサンド。
2017年に上げた元拍手夢の「刀剣男士とおかえりシリーズ」ってヤツで、別個一つだけちゃんとした文章書いて支部に上げてたんだけど、そのデータどうしようか迷った挙句今更掌編枠に上げるのもなぁ〜と思ったので。加筆修正して文体とか色々整え直して此方にもうpなう。
まともにお話書いたのは光忠編のみ。
あとの子の文は一切書いてない件に関しては悪しからず…。
とりま、“書こうと思って途中で力尽きたんだよ”という事のみ素直に白状しとくぜ。
↓以下、追記にて本文。
【追記】
審神者業と兼任している現世での仕事が終わり、ガラリと玄関のドアを開いて中に入れば、美味しそうな匂いが鼻を掠めた。
そこで、「嗚呼…、私は本丸に帰ってきたんだなぁ…。」と思う。
疲れからか、床に荷物を置いて、のろのろと靴を脱いでいたら、部屋の奥からパタパタと誰かがやって来る足音が聞こえた。
相手は、恐らく、近侍にしている彼だろう。
程無くして、廊下の奥の曲がり角から彼が姿を現わす。
「おかえり、主!現世のお仕事お疲れ様!」
『嗚呼…うん、ただいま…。』
「あれ…?何だか元気ない…?大丈夫…?どっか悪かったりする?」
『いや…、今は何処も悪かったりはしないよ。大丈夫…。』
「じゃあ…職場で嫌な事でもあった…?雄っぱいサンドする?もう一振りの僕、呼んでこようか…?」
何故そんな回答が返ってくるのか、疑問に思いはしたが、今はとにかく疲れている為、お言葉に甘えてもう一振り目の彼を呼んできてもらう事にした。
私の返事に頷くと、すぐさまもう一振り目の彼を呼びに行った彼。
数分と経たずに、私の目の前には同じ顔をした刀が二振り並んだ。
「おかえり、主…!――って、わ…っ、本当だ。一振り目の僕が言ってた通り、主、元気ないね?」
「うん…。だから、僕と君とで主の事を挟んであげたら、少しは元気が出るんじゃないかって思ったんだ。」
「成程ね。オーケー!そういう事なら僕に任せてよ!!」
「二人で主の事をぎゅってする訳なんだけども、どう抱き締めてあげたら良いかな…?君は、どんな風にぎゅってしてあげたら一番元気が出ると思う?」
「う〜んっとねぇ…。サンドイッチみたいに、主を前後から僕等で挟んじゃったら良いんじゃないかな?その方が、思い切り僕等の事感じれるだろうし、主も安心するんじゃないかい?」
「うん、良いね!其れで行こう…っ!」
「君が一振り目だから、君が一番良いポジションの方が良いよね?」
「という事は…僕が主の正面側、って事で良いのかな?」
「うん。僕は君と反対側で、主の後ろ側ねっ。」
「よしっ。それじゃ、ポジションは今の通りで…!」
「オーケー!格好良く決めてみせるよ…っ!」
「じゃあ、準備は良いかい?」
「うんっ!バッチリだよ!」
同じ顔をした二人がそれぞれに話し合い、頷き合う。
そして、話は終わったのか、二人して同時に此方を向いた。
「それじゃあ、今から主の事、二人でぎゅってするね?」
『お、おぅ…。』
「もし苦しかったり痛かったりしたら遠慮無く言ってね。ちゃんと加減するから!」
『あ、はい…。よろしくお願いします……っ。』
次の瞬間、前後から彼の厚い胸板にサンドされ、思いっ切り「むぎゅう…っ!」とされた。
あまりのボリュームに圧死しちゃうかもとか思ったけど、全然そんな事なかった。
寧ろ、めちゃくちゃ癒されました。
ただサンドされるだけでなく、前後の二人からハグされるというシチュエーション付きに、早くも心臓がやばいくらいに高鳴ってしまった。
コレはやばい。
ある意味心臓に悪いし、鼻血出そう…。
しかも、筋肉に囲まれてるのに良い匂いしかしないってどういう事だ。
目の前の彼からは、蕩けるような微笑みを向けられ、優しく頭を撫でられ。
後ろの彼からは、包み込みように抱き締められて、幸せ感半端ない。
こんな贅沢なお出迎え…私は生きてて良かったと思う。
「此れで、少しは元気出たかな…?」
『うん、元気になりました。有難う二人共。』
「どういたしまして!主が元気で何時でも笑っていてくれる事が僕達の幸せだからね…っ!」
『ウチの子めっちゃ良い子…っ、そんな事言われたら主泣いちゃう…!』
「嗚呼、ほら泣かないで…?」
「もっとぎゅってしてあげるから、ね…?」
『いや、此れ以上ぎゅーされたら私恥ずか死んじゃ…、』
「「はい、ぎゅう〜…っ!」」
『あぅ。』
本作品/執筆日:2018.04.07
2020/11/10(17:50)
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