小ネタ帳

此処は、お話に昇華出来なかった小ネタや、これからお話に昇華するかもしれないネタ達を書き留めた、所謂ネタ置き場です。主に、管理人の覚え書き処。名前変換物は*で表記。鍵付きについてはインフォページ参照。


▽飼い主と猟犬。

サイコパス夢で狡噛ネタ。
元は長編夢の何処かで書くつもりだったネタ故、元長編主設定。
見た目に反して潜在犯たる者らしい片鱗を見せた夢主に、内心驚きを隠せない監視官時代の狡ちゃんを書きたかっただけの代物。
そのまま短編として上げても良かったけど、あまりにも短過ぎるなぁという訳で此方にアップ。
↓以下、いきなり始まり途中で終わる。

夥しい量の血が其処には溢れていた。
見渡す限り、赤、赤、赤。
猫の皮を被った百獣の王、即ち肉食獣のそれだった。
やはり、彼女はなるべくして潜在犯になったのだと、心の底から思った。
“飼い主には噛み付くな”。
その教えをこうも早く破るとは…。
己を誘うが如くに、妖艶な笑みを浮かべる彼女。
本当にまだ十代なのか疑いたくなる程、年齢と可愛らしい外見にそぐわない雰囲気を時々纏っている。
『…その表情イイね。』
不意に振り返った彼女が、そう獣のような笑みで笑って言った。
対象を執行して飛び散った赤い血痕を真白い肌の頬にべっとり付けたまま。

2019/08/19(02:30)

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