※当作品は、ネームレス且つ固定名のような呼称で以て登場致します。
※尚、敢えての固定名扱いは本作においての設定上のものです故、仕様です。
※また、お話の雰囲気に合わせて夢主も宝石という設定の為、性別は不明で、一人称は『僕』となっております。
※以上を踏まえた上で、閲覧どうぞ。
美しいものを見た。
この世には、こんなにも心が震える程に美しいと思えるものがあるのかと、鼓動が生まれて初めて打ち鳴らされたかのように胸の内は震え感動した。
僕は、冬という四季の終わりの季節の折に、とてつもなく美しいものと出逢った。
其れは、寒さ厳しい冬にしか姿を形成する事の出来ない、白銀の世界の一部を切り取って顕現せしめたかの如し、一つの宝石であった。名を、アンタークチサイトと言った。
その日、僕は冬の冬眠期にも関わらず、珍しく眠りが浅かったようで、ふと目を覚ましてしまった。けれど、周りの皆は、寝姿こそ様々であったが、揃って深い眠りに就いている。自分一人だけが何故か早くに目覚めてしまったらしい。
試しに、冬眠室の外の世界へ頭を覗かせてみたけれど、外の季節はまだ春になるには程遠く。空は薄暗い雲に覆われ、積もった雪が何処までも覆い尽くしている。吐き出す息も真白で、気温が平常より低い事を指し示していた。
冬は、日照時間が少なく、また雲に覆われやすいが故に届く陽光の力が薄い。其れ故、僕等宝石達は、活動する為に必要なインクルージョンの働きが弱まる事を理由に、所謂冬眠に就く。僕自身は、皆と異なり、“出来損ないの宝石”として生まれた訳なのだが、その部分に関しては例外無く皆と同様らしく、冬はとてつもなく眠くなった。だから、いつもなら、布に覆われた部屋の隅っこで身を小さく丸めて、皆に混じるように眠っている筈だった。けれど、何故か眠りの浅かった僕は目覚めてしまった。
陽の力の薄い、冷たい空気に満ちた世界へ足を踏み出す。一先ず、金剛先生の元へでも行ってみよう。そしたら、このやけに早い目覚めについての訳も分かるかもしれないし、今胸の内を蟠る不安も解決するかもしれない。
一人寂しく、とても静かで閑散とした空間を歩いて進む。自身が立てる物音以外しないというのは、こんなにも静かで寂しい、また、心細いのだと改めて思い知らされたような心地である。
「冬って、こんなにも寒くて静かだったんだなぁ……」
寂しさを紛らわす為に何とは無しに発してみた呟きも、雪降る世界に吸収されて誰にも届く事無く消えてしまうみたいだ。早く、誰かの側へ。でないと、ただでさえ不安定な自身の存在が揺らいで、静寂に掻き消されてしまう――。
そんな不安に押し潰されそうになって、ペタペタと歩いていた速度を早足へと切り替えた時だった。不意に目の前へ現れた物陰にぶつかって、驚くのと共に尻餅をついた。同時に、ぶつかった拍子に何処か欠けてはいないかをチェックする。ぶつかった相手にもよるが、場合によっては、ぶつかった衝撃で体の一部が欠けてしまう事があるからだ。まぁ、僕達は宝石だから、欠けても欠片を集めて修復可能ではあるけれども……。
今は冬であるが故に、修復担当のルチルも冬眠中で頼れる相手が居ない。最悪、金剛先生を頼る他無いかもしれないが、“出来損ない”の自分が其処までの迷惑を掛けてしまうのは申し訳ない。そんな事になるケースは極力避けたい限りだが……其れにしても、自分は一体何にぶつかってしまったのだろう。
尻餅をついた衝撃で痛めた臀部を摩りながら顔を上げれば、自身のぶつかった相手が驚きと動揺を露わにしたような顔で此方を見下ろしていた。
「す、すまない! まさか、この時季に私以外に起きている者が居るとは思わなかったものだから……っ、その、大丈夫か……? ど、何処か欠けていたりなんてしたら、私の責任だ……っ。本当にすまない……!」
「いやぁ……僕の方も、考え事しながら歩いてたから……お互い前方不注意って事で、お相子様ってやつだよ。……まぁ、まさか僕以外に起きてる子が他にも居たとは思わなかったのも事実だけれど」
「嗚呼……私はこの冬の時期でしか結晶化出来ないから、新入りの奴なら知らなくても仕方がないだろうな……」
「え、でも、僕……結構前から居る方なんだけど……。あ、もしかして、冬はいつも眠ってるから、其れで知らなかったのかな……?」
「そう、なのか……? 可笑しいな……大体の事は、先生が話している筈だと思うんだが……」
「あー……其れなら、たぶん、僕が悪いのかも……」
「うん? どういう事だ……?」
「その、僕、見ての通り“出来損ないの宝石”だから…………皆とは、いつも別行動してたし、いつも一人隅っこでひっそり存在してるだけの奴だったから……先生が説明してた場に居なかったのかも……」
その日、初めて出逢った宝石は、美しい顔を少しばかり歪めながら僕に話しかけてくれた。
「兎も角だ……私のせいで起こしてしまったのなら、どのみち謝らねばならないだろう。改めて、すまなかった。何処も怪我していないのならば、一度先生の元へ報告に行く。立てるか?」
「あ、うん。大丈夫、有難う」
「其れで……お前は何て呼んだら良いんだ? 名前くらいは知っておいた方がお互いの為になるだろう」
「えー、っと……自己紹介を求められたところ大変申し訳ないんだけれども……実は僕、他の子達と違って混じり気が多い体質のせいで、名前と呼べる個別称号を持って無いんだ。だから、仮に“名前の無い宝石”として、“unknown(アンノウン)”って事にしてる……。仮呼称ってやつね……っ。君は? 何て言う宝石なんだい?」
「あっ、そうだったな……相手の名前を訊く前に、本来なら私の方が先に名乗るのが礼儀だったか。すまん。私は、アンタークチサイトと言う。皆には、アンターク、との愛称で呼ばれているな」
「そっか。じゃあ、改めまして、これから宜しくねアンターク」
「嗚呼、宜しく」
初めて触れたとても美しいその人は、少し冷たい温度の手をしていた。陽の光を受けてキラキラと雪の結晶が煌めくような輝きの宝石、アンタークチサイト――其れが、僕がこの世で出逢った最も美しいものである。
アンタークは、僕の手を引いて金剛先生の元へ訪ねに行った。彼の仕事についての定期報告も兼ねての事らしいから、一応義務感での事のようだ。そんな場へ僕がお邪魔しても良いのか……、気になって問えば。
「いや、お前本人が居ないと状況説明に欠けるだろう?」
「でも、貴重な先生とのお話する時間の邪魔にならない……?」
「お前の事も含めて報告する為に行くんだから、邪魔者扱いしたりなどしない。そもそも、何故そんなに引け目な態度を取るんだ?」
「いやぁ……僕みたいな奴が関わるには畏れ多い気がして…………っ」
「……私はお前と初めて逢ったばかりだから、あまりお前の事をよく知らない。が、この短い時間でも、お前という存在がそう引け目で居る程悪いものとは思わないがな。先生が必要と判断して此処に置いているんだろう。ならば、その判断に恥じぬ働きをするくらいの意思で堂々としていろ。先生のお手を煩わせるような真似だけは私が許さないからな」
冬の時季にしか起きられない美しきその人は、とても素晴らしい考え方の下に動いているらしかった。冬という短い間でしか活動出来ない代わりに、その間は皆に代わって眠る僕等の世話や先生の世話等々をしているとの事。時には、一人きりで月人の討伐に当たる事だってあるのだそうだ。
なんて寂しい事なのだろうかと思った。こんなにも静かで寒い空間に一人きりだなんて……。とてもじゃないけれど、僕は堪えられないと思った。だから、その日を境に、僕は冬という季節にも関わらず、時折起きてきては美しい人の側に居る事にした。彼が、寂しくないように。
「おやおや、アンタークよ、どうした?」
「すみません、先生……。皆の様子を見に行く途中で、眠りから覚めてしまったらしい彼とぶつかってしまいまして。初見では、何処も欠けていないように思いましたが、一応先生の目で診てもらった方が良いかと判断し、連れてきました」
「此れは此れは……ふむ、」
「え、っと……僕自身としては、何処も異常は見られないものと思いますので、僕は此れにて失礼させて……、」
「いつもなら、皆と揃って眠っているところだった筈だろう? 眠りが浅かったのか……?」
金剛先生が僕の方を真っ直ぐと見つめて問う。僕は、この瞬間が少し苦手だった。たぶん、其れは、僕が他の皆とは違うせいだろう。
少し緊張した様子で、僕はぎこちなくも口を開いて問われた事に対する返事を返す。
「……そのようであります、かねぇ…………ハハハッ……すみません……。先生の迷惑にならないよう、部屋に戻って大人しくしております。ので、もう僕の事は放置して頂いても平気で――、」
「――“アンノウン”、」
「ッ……、はい……」
「私は、お前の事を面倒とも迷惑とも思っていない。お前とて、皆と等しく私の大切な宝石達に変わりない。だから、そのように卑屈にならなくても良い」
「…………はい、すみません……」
いつもの如く優しい言葉をかけてくれる先生の声を、恐縮する思いで聞く。
一先ず、冬故に活動の鈍る僕は、結局は特に何もする事無く、眠くなったらそのまま例年通りに皆と一緒に眠る事が決まった。
一連の流れに至るまでの様子を真横で見ていたアンタークが、その場から移動した先で疑問を呈してきた。
「お前、私と二人きりで居る時よりも緊張しているように見受けられたが……アレはいつもああなのか?」
「先生と対峙する時は、いつも緊張するよ。皆は違うのかもしれないけれど……僕は、先生に真っ直ぐと見つめられるのが、ちょっと苦手なんだ。他の子達との時は、まだマシなんだけどね……っ。まぁ、理由は分かってるんだ。原因は、僕が“出来損ない”だから……存在を否定されないか怖いんだと思う。……先生に言ったら哀しむだろうから、此処だけの内緒の話ね」
「言い方は少々悪いが、お前はシンシャのように周りへ害を及ぼしたりするような質じゃないんだろう? 私と違って、冬の季節でしか役に立てない立場でも無い。何をそんなに気にする必要があるのか、私には分からないな」
「ふふっ……君ははっきりと物を言うタイプなんだね、アンターク」
「あっ……いや、その、別に傷付けるつもりなどは一切無くって……! いつもは基本的に一人だし、あまり他の者達と会話とかした事無くて……というか、私の性質上、そんな機会そのものがあまり無いというか……っ」
「うん、君は良い人で優しい子だ」
「えっ……」
冬の季節にしか目覚める事の出来ない、白銀の世界を写し取ったかのように美しき宝石――南極石、アンタークチサイト。通称、アンターク。
そんな貴方に出逢えて、僕は幸福だと思えた。だって、生まれて初めてこんなにも胸が躍るんだもの。
冬のせいで眠気が常にあったから、頭はあんまり働かなかったけれども。其れでも、美しき人の寂しさが少しでも和らぐのなら、僕みたいな存在でも役に立てれたのかなぁと思う。
アンタークは、冬の間、眠る僕等の代わりに色んな仕事を受け持っていた。僕等が安心して眠れるように、其れを妨害する厭な音を響かせる流氷を砕破する仕事から、天候が良い日にやって来る月人の相手まで、日常業務なるもの全てを一人きりで。なんて素晴らしく強い人なんだろうと思った。同時に、僕なんかとは違うとも……。
眠気で活動が鈍る為に、アンタークのようには動けなかったが、皆のように眠れず起きている間は、アンタークの負担が少しでも減るようにと眠る皆の世話を僕が請け負った。先生のお世話だけは、アンタークの特権だろうと思って遠慮しておいたけれど。
比較的頭が冴えていて体が動けそうな時は、遠くからアンタークの仕事をする様を眺めたりもした。勿論、お仕事の邪魔にならないように、建物の内から望遠鏡を使って見える範囲内で――だが。寒さがより厳しい程活動しやすいらしい美しき人は、剣を手に逞しく氷を砕き回る。その一連の動きに無駄は無くて、見ていて惚れ惚れとした。一通りこなして戻ってくれば、少しばかり身を休める為の休息を取る。僕は、その生活の隅に置いてもらえれば、其れで十分だった。
けれど、或る雪の深い日、眠気を堪えながら本を読んでいたら、アンタークより声をかけられた。
「眠いのなら、我慢せず寝たらどうだ?」
「んぅ……でも、そうしたら、アンターク一人ぼっちになっちゃうでしょ……? 其れは、何だか嫌だから……頑張って起きとくよ……。アンタークは気にしないで、仕事してきて構わないから……。付いていっても、お日様弱いせいでいつもみたく動けないし、どうせお荷物にしかならないしね……」
「いや、私が言いたいのはそういう事ではなくてだな……っ。その、今日のところはもう仕事は一段落したから、体を休める為に休息を取るついでに、一緒に眠らないかと誘うつもり、で…………」
「…………へっ?」
「だ、だから……っ、一緒に寝ないかと……!」
そう言ったアンタークは、少し恥ずかしそうに頬を染めていた。其れを見て、僕は、そんな顔も出来るんだ……なんて明後日な事を考えた。どうも、皆と同じように眠れなかった僕の事を気遣ってくれての事らしかった。その小さな思い遣りが、とても嬉しかった。こんな“出来損ない”の僕にも優しくしてくれるだなんて、って。勿論、他の皆だって同じように優しかった。でも、僕が皆とは違って欠けてるせいで、上手く受け入れる事が出来ないで居たのだ。
その日、僕はアンタークと共に床に入って眠った。お陰で、何だかいつもより素敵な夢を見れたような気がする。
――幾年が過ぎ去っての冬。
いつもは皆と一緒に眠ってる筈の末の宝石――フォスフォフィライト、通称フォスが起きてきた。本人曰く、目が冴えて眠れないのだそうだ。
フォスは、アンタークと一緒に仕事をすると先生に願い出た。そんなこんなから、今年は三人で仕事を分担して行う事になった。……と言っても、僕は相変わらずの使え無さ故、大した手伝いは出来なかったが。やっぱり、僕は他の宝石と違って、あまり役に立てない奴だ。僕にも、冬でももう少し活動出来るような力があれば、何か変わったのかもしれない。
その日は、比較的晴れた日で、冬の中でも天気の良い日だった。
緒の浜の方まで任務へ向かった二人を見送った僕は、眠る皆の世話をする傍ら、ふと何だか胸騒ぎを感じて、普段は部屋の隅でお飾りにしかなっていない刀を持って外へ出た。すると、緒の浜の方角の上空より現れたのだろう月人の姿を捉えた。
いつも通りならば、きっと何事も無く済むだろう。だが、今は両腕の欠けたフォスが一緒であった。嫌な予感がした。
僕は全速力で以て緒の浜の方角を目指して駆けた。現地点からアンターク達の元へはかなり離れていたが故、どんなに急いでも時間が掛かった。あともう少しで駆け付け切れると思った瞬間、フォスの痛ましい叫び声が聴覚を劈(つんざ)いた。途端、僕は変じて速度を更に加速した上で、跳んだ。
「その手に抱えた物を返せェエエエエ!!!!」
活動の鈍る冬であるのも構わず、僕は狂ったように刃を振り翳した。目の前に映る敵全てを凪ぎ払うべく、腕を揮った。其れはもう、鬼神の如く、修羅と化したかのように、髪を振り乱して刀を、刃を揮い、月人を斬り裂いた。
けれど、気付いた時には、その場に居るのは姿の変わったフォスと僕の二人だけで。僕の大切な美しき人は、たった一つの欠片を残して攫われてしまった。月へと連れていかれてしまったのだ。
遅れて駆け付けた金剛先生は何故かボロボロの姿で、満身創痍の姿を曝す僕等を見て絶句した。己のせいだと心底悔やむフォスが、悲痛な表情を浮かべて懺悔の言葉を口にする。
「御免なさい……っ、僕が、僕が居たからっ…………本当に、御免なさっ……、」
「――いいや、お前のせいではないよ。今回の事は、私の采配が招いた出来事だ。本当にすまなかった……」
かの美しい人が居なくなってしまった。もっと早く現場に駆け付けれていたならば、少しは結果を変えられたのだろうか。僕が、もう少し早く行動に移せていたのなら、あの人を失わずに済んだのだろうか……。
傷だらけのまま、ただ茫然自失の状態でアンタークの攫われていった先を見つめていたらば、不意にフォスが僕の腕を縋るように取って呟いた。
「御免、御免ね……っ、君からアンタークを奪ってしまって……っ。御免なさい……御免、なさいっ…………!」
何だか僕以上に傷付き悲しんでいる末っ子が可哀想に思えて、僕は涙も無しにただ小さく微笑んで言葉を返す。
「…………フォスは悪くないよ。悪いのは、もっと早くに動けなかった、役立たずで“出来損ない”の僕の方だ……。こっちこそ、すぐに駆け付けてやれなくて、御免。……怖い思いをしたろう? 先生と一緒に校舎へ戻ろう」
その冬の出来事を皮切りに、可愛かった末っ子のフォスはすっかり変わってしまった。失ったアンタークに代わるような雰囲気で。
――美しい人よ、月でも元気にしていますか。
僕の心を奪って消え去ってしまった美しき人。
僕は、冬になる度、貴方の事を思い出して夢に見ます。
短き冬の間だけ交わした、貴方との会話を。貴方と見た景色の事を。
執筆日:2023.01.20
公開日:2023.01.24
公開日:2023.01.24
【後書き】
テーマが“冬”という事でしたので、「此れは宝石の国ネタを書くっきゃない……!」と思い、推しのアンタークお相手のお話を書かせて頂きました。
『宝石の国』につきましては、昨年末にハマった作品でして。
ニワカ程度にしか知識が無い者で夢を書くには少々申し訳なく思いましたが……。どうしても推しの夢を書きたく思い、めっちゃ個人的な設定を生やした夢主も作った上で書いてしまいました。
ちなみに、当作品における夢主の性別は宝石故に性別は無い設定です。しかし、一応は原作の雰囲気を壊さない程度に一人称等含め全体的な雰囲気を物語に沿わせた形で構成しております。
取り敢えず、今言える事は、気温の低い冬でしかその姿を形成する事が出来ないという宝石、アンタークチサイトの美しさと儚さが上手く伝わっていれば幸いなり……!
結果的、切ない終わり方ではありますが、アンターク夢が書けて満足なのです!
後書きを締め括るにあたりまして、素敵な企画を用意してくださった朝谷様には大変感謝致します。
この場をお借りして、改めて御礼申し上げたいと思います。
この度は、素晴らしき企画にて私の稚作な作品を並べてくださり、誠に有難うございました。
テーマが“冬”という事でしたので、「此れは宝石の国ネタを書くっきゃない……!」と思い、推しのアンタークお相手のお話を書かせて頂きました。
『宝石の国』につきましては、昨年末にハマった作品でして。
ニワカ程度にしか知識が無い者で夢を書くには少々申し訳なく思いましたが……。どうしても推しの夢を書きたく思い、めっちゃ個人的な設定を生やした夢主も作った上で書いてしまいました。
ちなみに、当作品における夢主の性別は宝石故に性別は無い設定です。しかし、一応は原作の雰囲気を壊さない程度に一人称等含め全体的な雰囲気を物語に沿わせた形で構成しております。
取り敢えず、今言える事は、気温の低い冬でしかその姿を形成する事が出来ないという宝石、アンタークチサイトの美しさと儚さが上手く伝わっていれば幸いなり……!
結果的、切ない終わり方ではありますが、アンターク夢が書けて満足なのです!
後書きを締め括るにあたりまして、素敵な企画を用意してくださった朝谷様には大変感謝致します。
この場をお借りして、改めて御礼申し上げたいと思います。
この度は、素晴らしき企画にて私の稚作な作品を並べてくださり、誠に有難うございました。
