冒険のはじまり


今日も晴天… 「あっづい。」 そんな僕のところに。

「 …今日も、 晴天ですねー笑 翠月くん! 」

うーん、なんだか笑いかけてくる
女の子が1人。

「 なんだかいい天気ってねー…」

あれ?そういえば。

片手には白い小さなお花が。
花言葉は…

「あれ…」

「 みてこれ探してきたの! 」

うーん…なんだろうこの、
白い花。 知ってるような、
そんな思考をしてる僕がいて、あれー…って思ってたら

「 …よし! できた! これをこうしてーっ 」

くるんっ


「 じゃーん! これぞ花かんむりです! 」

…なんだか、すごい早さで輪っかになってた。
一瞬すぎる


「 すごいね、早い… 」

「 冒険っていう花言葉らしくて、かわいいなーって 」


ちょっと気がぬけてた? そんな僕は、その一言で、一気にはっと目が覚めて。


「 私と一緒に、冒険しにいってみませんか? 」

…なにかの始まりなのだろうか?






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苺と大福