日記



2026.

04/03

TOX夢8話更新


すっかり春の陽気になりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
私は急な気温の変化と花粉にやられています。皆様が被害に遭われていないことを願います。

いつも同じようなコメントになってしまうのですが、更新してない間も拍手やランキング応援してくださってる方々、作品読んでくれてる方々、本当に有難う御座います!
私が嬉しい気持ちになったのと同じだけ皆様に良いことがありますよう〜

という事で、以下は例によってあとがきです。
(⚠️今回は特にこの連載の重大なネタバレが含まれますので、読了後の閲覧を推奨します)







今回のタイトルは、常々ウソツキ呼ばわりされているアルヴィンと、ミュゼ、ミラ、ラスヒィ(夢主デフォルト名)のことを指しています。

この連載を書き始めたのが何年前だったのか、ちょっと定かでは無いのですが(旧館が消滅してしまったので確認が取れない)、休止期間も含めると10年以上は経過しているかと思います。

その10年以上前に書いた第1話に、「これ読者さんには絶対伝わらないな」と思いながら仕込んだ、分かり難い伏線がありまして。
私はその話をすることをずっとずっと楽しみにしていました。でもまさかそれがこんな遥か先の未来になるとは、あの頃は思っておりませんでした。本っっっっっっ当〜〜〜〜〜に! ありえないくらい、ここまで長かったですね!!

で、それがどこかと言いますと。
1話1ページのラストの『──お逃げ下さい』って台詞なんですが。

まずこれ、発言者はウンディーネです(そこが伝わっていたかどうかすら自信がない)
で、これのどこが伏線なのかと言うと、「ウンディーネ(=かなり高位の精霊)が敬語で<宴Xヒィに話しかけている」というのが伏線(のつもり)でした。

ウンディーネの普段の喋り方からするに、別に敬語でもおかしくない気もするんですが。
私の解釈では、普通の人間相手には、ウンディーネは『(お)逃げなさい』って言うんじゃないかな、と思ったので。

で、敬語の理由については、「ラスヒィがウンディーネよりも高位の存在だから」に尽きます。

ラスヒィの正体については次話で詳細を書くつもりですが、今の時点で明言しておくと、彼は「マクスウェル、クロノス、オリジンと親しい、彼らと同位の大精霊」です。
ミラが「自分を大精霊だと思い込んでいた人間」なのに対し、ラスヒィは「自分を人間だと思い込んでいた大精霊」なわけですね。
この設定にしたのがそもそもその対比を意識しての事だったのかはちょっともう覚えてないんですが。

大精霊としての真名は最期まで悩みました。
出来ればテイルズに出てくる精霊の名前を使いたくて、最初の候補に「ゼクンドゥス(エターニアに出てくる時の大晶霊)」があったんですが、ゼクンドゥスはほぼ固有名詞みたいなもんだし、使うのはなぁ……とボツに。
次にクロノスとギリシャ神話繋がり、かつ設定的に一致してるムネモシュネになり、しかしそれをそのまま使うのも……となった結果、「Mnemosyne」の綴りの一部を抜粋→アナグラム→呼び易くして「メオネス」になりました。
名前変換できるようにしたかったんですが、「大精霊の時の名前は?」って書いちゃうとネタバレにも程があるので、固定名ですみません。

ラスヒィの記憶力が優れているのもそういう理由(記憶を司る大精霊だから)でした。
自分の正体を忘れていたのは、彼自身が人間になる前に、予め記憶に細工をしていたからです。
記憶が戻った理由も次話で書きますが、前話で断界殻が破られたのがきっかけではあります。
(なのでそこから徐々に大精霊としての記憶や力が戻り始めています)

ラスヒィの正体については、大精霊は皆知っています(顔立ちほぼ変わってないので気づく)
が、四大はラスヒィと出逢った直後に捕まったので話す機会がなく、セルシウスは内心ジランドが首絞めた時に「おいバカやめろ」と思ってたけど使役されてるので止められず(でも見殺しにすると後が怖いのでこっそり助けた)、ミュゼはラスヒィが記憶を失っていることをマクスウェルから聞いて知っているので合わせていました。

なお、ミラはミュゼと違って、ラスヒィ(メオネス)のことは聞かされていません(単純にミラには教える必要がないため/ミュゼは知らないとうっかり殺す恐れがある)
ラスヒィの方は、ミラ達が生まれたのが彼が人間界に移った後のことなので、二人のことは元から知りません。

ちなみに今のラスヒィは、マクスウェルに用意してもらった人間の体に、大精霊の魂が入っている状態です。
人間に転生したとかでは無いので、「混ざっていますよ」の意味でオッドアイにしていました。大精霊の彼は両目とも水色です。
肉体がダメになった時は、中身は精霊界に戻るように出来てます。

なので若干次話のネタバレになるのですが、ラスヒィ(メオネス)は生きています。
本人は諸々の事情で一旦精霊界に戻る為に肉体を捨てただけなのですが、何も知らないアルヴィン目線だと普通に「死」なので次話は悲惨です(原作もこの辺り地獄過ぎて笑えない)

とは言え書くのはラスヒィ目線(原作のミラ編)だけになるかと思うのですが、出来ればアルヴィン側も書きたいですね。重要なイベントが結構そっちに固まってるので……

あと、今後解説する機会があるか分からないので今書きますが、ジランド&セルシウス戦の時のラスヒィの戦い方について。
対セルシウスの瞬間移動は、移動する間の記憶をセルシウスから奪ってそう見せてるだけで、ジランドにやったのも記憶を全部奪っただけです(そのせいでジランドは一時的に記憶喪失のようになっていた)
光属性の魔神剣みたいなのとか、アルヴィンを船から突き落としたアレは普通の術技です。

以上が伏線回収と種明かしでした。回収忘れがあった場合は後々こっそり追記します。

次話、またはその次辺りで、この連載は完結になるかと思います。
アルヴィンとラスヒィの結末と、私がこの連載で書きたかったものを書ききれたらいいなと思います。最後まで見届けていただけますと幸いです。

(余談ですが、ラスヒィ(とアルヴィン)のイメージソングとして夢主紹介で挙げてるBUMPのハルジオン、歌詞の最後のフレーズがまんまTOXのジャンル名なことに今気付きました。奇跡)


前へ | 次へ


TOPへ戻る