日記



2023.

06/24

TOI-R最新話ネタバレ含むあとがき


タイトルの通りなので最新話まだお読みになっていない方はこの記事は読み飛ばして下さいね!

-ここからネタバレ-

「だったら、始祖の巨人は悲しんでいるだろうね」

という台詞が、原作で天空城から帰還した直後に発生するルカとシアンのスキットにあります。
TOI-R連載をああいう話にしようと思ったのは、ルカのこの発言がきっかけだった気がします。

創世力は喋ったり動いたり、意思の疎通が誰とも取れないだけで、本当はルカ達と同じように自我を持っているんじゃないか?ずっと天上界で起きる出来事を見ていたんじゃないか?
だとしたら、ルカの言う通り、物凄く悲しんでいるんじゃないだろうか。何も出来ずにただ見ていることしか出来なくて、辛かったんじゃないだろうか。伝えたいことが沢山あったんじゃないだろうか。

それを私なりに考えた結果、あのお話が生まれました。
今回更新の話ではまだざっくりとした正体が分かっただけで、詳細な説明(創世力ならなんでマティウスはガルポスで会った時に使わずわざわざ天空城に向かったの?とか)は本編でなされていないので、ちゃんとした感想は最終話(恐らく次話で完結です)を公開出来てからにしますが、今回までの話で夢主のこれまでの言動の謎は全て解けたかと思います。

TOI原作ではなくR版準拠にしたのは、前もチョロっと話した気がするのですが、コンウェイくんとキュキュちゃんがこの連載においてかなり重要な役割を担っていたからですね。
特にコンウェイくん。今回の最後の台詞、連載開始当初からずっと書く瞬間を待ち望んでいたので、書けてスッキリしました(読者さんには言われなくても正体バレバレだったとは思いますが)

夢主のデフォルト名は、いつもは特に意味を持たせずイントネーションだけで付けるんですが、今回はこの「意味は同じだけど言語が違うせいでルカ達は気付かない」がやりたかったので、考えて付けました(本当に創造する力という意味の名前です。ラテン語です)

最終話をどういう話にするのかと、タイトルをどうするのかはもう決めてあります。
最後まで見届けてやって貰えると幸いです。




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