日記



2023.

12/25

TOI-R夢完結しました!


表題の通りです。
書き上がったのはもう少し前だったのですが、せっかくクリスマスなのでクリスマスに公開しよう!と思い置いておきました。
来てくださっている方々へのプレゼント――になるかは分かりませんが、感謝の気持ちは込めております。楽しんでいただけると幸いです。

本年の更新はこれで終わりになると思います。
ですので少し早いですが年の瀬のご挨拶を。
今年はサイト移転したりで、以前から来てくださっている読者様方にはご不便おかけしてしまいましたが、変わらず来てくださって本当に有難うございます!
来年も変わらずマイペースに楽しく書いていきたいなと思っておりますので、読者様方も気が向いた時に読みに来て下さると嬉しいです。皆様良きクリスマス&年越しをお過ごし下さい。

以下TOI連載「瓦礫の理想郷」最終話のネタバレ含むあとがきです。未読の方はご注意下さい。



前にも言った気がしますが、私は基本原作の設定だったりキャラの選択や台詞は変えたくない派なんですが、今回の創世力使うシーンだけは珍しく自分の書きたいもの優先しております。
原作だとルカと一番親密になった相手一人で創世力使いますし、願いも「世界をひとつに」なんですが、この連載書き始めた時からラストはこうしたいな〜と考えておりました。

改変の理由は本編読んでもらえれば伝わるかなと思うのですが、簡潔に言うと「始祖の巨人の願いって、つまりこういうことだよね」と私なりに解釈したからです。
世界をひとつに、って言うのはあくまでも手段であって、巨人の願いは多分「寂しいから皆と一緒に居たい(だから皆が仲良く幸せであって欲しい)」だと思ったので、それを書かせて貰いました。
皆で力を使うという選択も、愛する一人と〜っていうよりは、この連載の趣旨には合ってるかなと思います。

他にも今話は色々改変してますが、書きたかったものは概ね書けたので私は満足しております。
敢えて言うならチトセを何とか救いたかった(せめて無印版みたいにマティウスと心中させてあけたかった)んですが、そうするとコンウェイの目的が果たせなくなってしまうので、今回はコンウェイの魂の救済によってチトセも救われるかもしれない、という部分を強調して書くことで自分を納得させました。チトセもサクヤもあまりにも報われないですよね原作。

あと、今回ほぼ最後まで矢印が一方通行だったので、あんまり恋愛部分が書けず、ちょっと勿体ないな〜と思っているので、オリジナルであと1話(後日談)書くかもしれません。
普通の人間になったことでやっとヴィスがリカルドにドキドキするようになってくれたので、リカルドに迫られてタジタジになってるところとか、そういうのもっと書きたいですね。

連載タイトルはどの作品でも「最終話まで読み終わると意味が理解出来るもの」にしようと思い付けていますが(たまに例外もある)、特に今回のように締め括りの文言にタイトル持ってくるのが個人的な好みだったりします。
最後まで読んでくださった方が、「なるほど!」となってくれていれば嬉しいです。

ともあれ、最後まで読んでくださり本当に有難うございました!




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