お返事

10月14日にメッセージを送ってくださった
葵様へ

こんばんは!再び訪れてくださってありがとうございます!相変わらずまったりペースでやっているので、まだ第一章さえ終わっていない……だと……?と自分でツッコむ日々なのですが、お楽しみいただけたようで何よりです。

私の山田清之介に対する推し様は、拙作を読まれたり過去のブログなんかを覗かれたりするともう火を見るより明らか、というよりコイツ一人でキャンプファイヤーでもやってるのか?ってくらい筒抜けで誤魔化しようのないザマであるかと思われます。「カッコイイ!ステキ!」というような感情とは多分些少異なって、「なんだこの変人!?面白いぞ!もっと喋ってくれ!」という方向性で大好きです。
そうなんですよ、この人の面倒な性格は二次元世界でしか許されませんよね。つくづく紙の中に居てくれて良かったなぁと思います。しかし奇しくも悔しくも惹かれてしまう、オタクに特効の塩加減。山田清之介の沼ならぬ塩化物泉へようこそ、葵さん!ただしこの温泉、体の傷には目を瞠る効能がありますが、心の傷には容赦なく沁みるばかりですので、どうかご用心を。

『このほの』をお読みくださりそして彼を気に入ってくださったのなら、公式ノベライズ『Can't Fear Your Own World』全三巻をお薦めいたします。いつか、もしも、気が向いたら、で構いませんので……。山田清之介と京楽春水と綱彌代時灘の単純な{真情・信条}のぶち合いがそこにはあります。ええ、全く複雑ではありません。彼らは己のやりたいことをやりたい放題やっているだけです。中でも山田清之介は(あくまで私個人の解釈ですが)、自分の行動を諫めてくれるような、気の合わない、それでいて頼りになる人達をもう失っているので、ブレーキが破損……というより欠落している状態です。イケイケゴーゴー。面白ぇ男です(重要※出番はそこまで多いとは言えません)。一方、綱彌代時灘は時限式ミサイルみたいな奴なので、ブレーキなんて設計当初から無いのでしょうけれど。
因みに檜佐木副隊長と平子隊長が念願の卍解お披露目を遂げたノベライズでもあります。もしご興味がありましたら、是非読んでみてください。

弓親さんとの展開も喜んでいただけたようで嬉しいです。彼もなかなかクセのある性格(原作序盤から『変態オカッパナルシスト』と呼ばれる始末)ですが、ギャグをこなせるのに切れ者の面もありますし、思慮深くかつ意志が強く、一度懐に入れた仲間のことは絶対に大切にしてくれる男でもありますよね。実は第一章からはさほど恋愛模様は盛り込まないつもりだったのですが、書いていたら自然と筆がそちらを向きまして。とはいえ、暫く本編は夢ジャンルでいえば“オールキャラ”として進めていく予定なので、サイト紹介文にもキャラの個人名を掲載することはしていません。それでも弓親好きさんにこうして見つけていただき、ご感想まで頂けるとは!私は本当に果報者です。感謝、感謝です。

千年血戦篇のアニメ放送がスタートして、公式からの供給を有り難く享受する日々です。これからもBLEACHを愛して、マイペースに執筆を続けていきたいと思います。
素敵なメッセージをくださって誠にありがとうございました!


2022/10/16
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