このほの18話あとがき
甘くするなら、愛や恋よりおいしい団子でも出した方が楽。書く文章の程度がどうであれ自分で感情移入しがちな筆者です。仮にも夢小説を書いている若輩のくせして、甘くするのが不得手なせいで難産なお話でした。団子は食べさせずにやりきりました。
『拐かす〜』から今回までで一つ小さな区切りです。『一章』としてはまだまだ続きます。やっと三分の一といったところでしょうか。
今回のメインの彼ら、年頃でいえば既に大人なうえに死神なわけですが、まだどこか少年少女らしい未熟な部分が抜けきっていないようです。将来は隊長になり、12巻あたりでは冷酷無比の権化になる朽木白哉にもこんな時代があったのだ(という設定)。父上がまだご存命であるゆえに次期当主としての自覚も矜持も殆ど持っていない、ままボンボンお坊ちゃんなわけで。優秀な戦闘スキルはあっても対人スキルは初々しくてふわふわ。
千本桜と徒桜っていうのを掛け合わせたらいくらでも詩(うた)が浮かびそうじゃありませんか。
タイトルにもある『徒花(あだばな)』は、咲いても実を結ばずに散る、若しくは狂い咲きで季節外れの、という意味があります。筆者としてはひとつ、辞書にはないのですが“偽物”という意味も込めたりしました。刃であって花ではありませんから。
ちょっと話は飛びますが、「指が落ちるぞ」という台詞を白哉さんに言わせてからというもの、どこかで似たフレーズを聞いたような……と何か思い出しそうになっては消えて悶々としていたのですが、このあとがきを書いていたら思い出しました。ジ〇リ映画でたまに出てくる台詞「鼻がなくなるよ」。友人や家族と好きなシーンや台詞の話になったときにも挙げたことがあるんですけど、まったく共感してもらえませんでしたとも!別にいいもん。『千と〇尋』と『ハ〇ル』に出てきたことは確かに覚えています。他の作品にもあったかどうかは定かでないです。
だいぶ関係ない話をしてしまいました。終わっておきましょう。
さて、一難去ってまた一難は主人公である者の運命です。次も張り切って切って張って参りましょう(不穏)
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