小ネタD

【日本】
あの方は私が唯一「師匠」よお呼びする方でいらっしゃいます。
私は東アジアで初めて憲法持った国となることが出来ましたがそれはひとえにあの方のおかげなのです。
他にも様々なことを教わりました。
西洋式の礼儀作法に生活文化。言葉に文学に芸術に医学に・・・
それから、軍の在り方も。
とても厳しいお師匠様でしたがとても面倒見の良い方でもありました。
ですから、私があの方の弟であるあなたとの同盟を拒む理由などはありません。
お兄様はお元気にしておられますか?
今度そちらへ窺いますとお伝え下さい。



【女プ】
だめ。
今はまだ泣いちゃダメ。
あの子は国としては幼くて、弱くて、これからたくさんのことを学ばなくてはいけない。
だから、こんな事で音を上げてはいけないの。
あなたは立派な国にならなくちゃ。
私なんか越えていかなければならないの。

そのために私が出来ることならばどんなことだってするわ。
だって私はあの子の「姉さん」だから。
だから、今はまだあの子に弱いところを見せてはいけないの。



【普】
本音の読めねえあいつのことが最初は少しばかり苦手だった。
ニコニコ笑ってりゃもう少し耐えられたのかもしれねえが生憎相手は仮面のような無表情。

こいつの2人きりで講義するだなんて気まずすぎる。

ところが相手はこっちがびっくりするくらい上等な生徒だった。
飲み込みは早いし、何をするにも熱心だ。
数年前まで自国に引き籠もっていた奴と同一人物とは到底思えない。
いや、むしろこの賢さがあったからこそ200年近くも国を閉じたままでいられたのか?

毎日顔合わせるようになると相手のちょっとした変化にも気がつくようになる。
ま、俺様が優秀だって事も要因ではあるけどな!
でも、ちょっとしたことに微笑むあいつの顔を師匠の俺としてはもっと見たいと思うわけですよ。



【子独※にょた】
中世のお姫様のように大事に育てられてきた。

「あなたが戦う必要はないのよ」

それが辛くてたまらなかった。

仕事に根を詰めすぎていつも疲れた顔をしている。
戦争が始まる直前のギラギラした瞳。
その際には切るのが面倒だと言って伸ばしている銀の髪は男のように短くしてしまう。
何よりも耐えられないのはキズだらけになって帰ってきた姉さんが笑いながら、「心配しなくて大丈夫」と私に言うこと。

私は姉さんの役には立てないの?
私が姉さんの隣に立つことは許されないのですか?

私は、その隣に立ってあなたと共にその傷を背負いたい。

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