君が色に咲く哀の花
梅の花よ、吾をあの
彼
(
か
)
の所へ連れていき給ふ
あらすじ と 注意事項
くれなゐに染まる大地に火を灯す
知られてはけど、身を焦がす思ひなり
空模様も曇りて虚ろふ
愛といふ言葉は使わせてもらえぬ
溺れては君が首が汚れて往く
君が世に少しでも余を残し給ふ