Memo




2017.06.02 --- neta

運命ネタ

すまねえ思いついたらネタだけでも書きたくなってしまったんだ……。運命四次槍陣営ネタ。(先に言っておくと型月詳しくないマンです)


転生トリッパー女主がケイネスさんの弟子。
代々続く魔術師の家系の一人娘になったもんで後継者にならざるを得なくて嫌々やってる。「私、修行に行きたいわ!」を口実に家を出るも、父の縁でケイネス先生のところに放り込まれて地獄の右から左へ移動しただけだった。違う、私は地上へ行きたい。

そのまま聖杯戦争の捨て駒兼小間使いとして同行させられる。「武功」という箔を付けるためとか余裕ぶっこいてる師匠に不安しかない。拳の喧嘩もしたことないくせに無茶すんなよという気持ち。不安的中で聖遺物が盗まれなんやかんやでディルムッド召喚。

「貴公が私の」
「ソラウ様なんか目がやばいですということで御免!!」
「うっ」
「貴様何をする!?」
「遠足気分でお嫁さん連れて来ちゃうから師匠が悪いんです! 泣きボクロに魔物が棲んでるのはどこの世界でも共通なのに!」

お嫁さんのハートを間一髪で救ってあげたのに水銀で囲まれるというこの仕打ち。おーいおいおいと泣き濡れる主人公にディルムッドが恐る恐る話かける。

「あ、あなたは私の顔を見ても大丈夫なのですか……?」
「あっはい。耐泣きボクロスキルがあるので」

そう、主人公は前世で雌猫だった。俺様の美技に酔わされながらも規律と秩序を守る鍛えられし雌猫だった。雌猫はまじゅちゅは未だによく分かっていないがイケメンには人一倍鈍感であった。

早々に意識を刈り取られたおかげで(都合良く)魅了の外れたソラウからディルムッドを隔離。こいつの黒子やべーっすよアニキ!姉御もイチコロっすよ!とケイネスをどうにか説得して作戦変更。

「ではお前を囮にするか」

地獄が一歩近づいた。
涙を堪えて独りチャームポイントは泣きボク○を口ずさむ主人公。段々テンション上がって拳を突き上げながら歌ってたら当然のようにディルムッドに聞かれてた。

「そ、その珍妙な歌はいったい……まさか私への嫌がらせなどでは……」
「この歌は今は亡き氷の帝国で王が歌われていた曲です」
「王? え……??」
「王の名はケイゴ・アトベ……。そしてアトベ様の美しいかんばせにも泣きボクロがありました」
「!」
「しかし私たち国民(雌猫)はアトベ様に恥じない女性(雌猫)であろうと規律と秩序を守る信奉者(雌猫)となったのです……」
「そ、そのアトベという王についてもう少し詳しく話を」
「様をつけろデコスケ野郎!」
「すまない!」
「ところで声がもう20度くらい斜め下だとドンピシャな気がします」

そして主人公は氷の帝国の頂点にお立ちになった王の話を語りました。あるときは青の国の話を交え、またあるときは波立つ海の国の話を交え、そしてまたあるときは各国の王たちの話を交え、氷の帝王を称えました。

「ディルムッドさんバレンタインって知ってます? 女の子が好きな人にチョコを贈る日なんですけど」
「聖杯からの知識にあることはあるが、実に恐ろしい日であるとしか」
「アトベ様はね、バレンタインには国中の乙女(雌猫)から万単位のチョコを献上されていたのよ。即位されてから何年経とうが変わらない。彼はずっと私たちの王様だった」
「それは素晴らしい王だったのだな。一度会ってみたかったものだ」
「そのまま仕えたくなっちゃうかも」
「……いや、アトベ様が王であるなら私が仕えることはないだろう。我が王は後にも先にもフィン・マックールただ一人なのだから」


とかなんとか泣きボクロネタをこねこねしながら始末に負えない顔をしていたのでここに書いた。すまない。

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