an・an
お待たせしました、と現れた芽依は下着がやっと隠れるくらいのYシャツ姿
「えー、なんでにのは普通に服着てんのー」
「俺もこれ脱いだら上は着てないよ。ジーンズだけ」
自然なプライベート感を撮りたいから指示は出しません、とのこと
バスローブを脱いで用意されたベッドに乗り、手招きで彼女を呼ぶ
「ちゃんと痩せたね」
向かいに座ってぺちぺちと俺のお腹を触る
芽依も痩せたね、とYシャツを体の線に沿わせる
「凄い布余ってる(笑)」
「だってこれメンズだもん(笑)」
「そりゃ痩せるよね、俺と同じの食べてくれてたし」
「ちょっとしか痩せなかったけど」
「これ以上痩せたら骨と皮になっちゃいますよ」
「んふふ、ならないよ」
芽依を足の間に挟んで後ろから抱き締めると、自然と俺に寄りかかってくる
「あ、これ自前だよね?」
「うん」
Yシャツのボタンを開けると見覚えのある下着
「へぇー、黒か」
「黒が一番色っぽいかなって」
ボタンを最後まで外して腕から袖を抜く
「真っ白」
「和也も真っ白だよ?」
「今日は名前で呼んでくれんのね」
「あっ、」
照れながら向きを変えて抱きついてくる芽依を押し倒した
「シーツ被った方がいい?」
「んーん、なくてもいいよ」
そう言って、いつもの癖か首に腕がまわってくる
だから俺もいつものようにキスをする
「んっ……はぁ、」
舌を絡ませると漏れる息が耳をくすぐる
そっと離して視線を合わせると潤んだ瞳にほのかに色づく頬
いつもは暗くてわからないけど、こんな顔して俺のこと見てんだ
「すげぇ可愛い…」
えっ、という芽依の少し驚いた声を他所に首筋に口をつける
「かず…、」
「痕つけてないから大丈夫」
左手を彼女の背にまわしてホックを外すと同時にシーツを腰まで引き寄せた
「ねぇ!俺聞いてないよ!」
「言ってないですもん」
「なに騒いでんの?」
「見てよこれ!」
「おいらも見せてー」
「「…ほー」」
「ちょっと翔くん見てよ」
「ん?…ぶっ!」
「ほら、これとか絶対舌入れてるよ」
「こっち裸だ、なんも着てない」
「エッロい顔してんなぁ…」
「翔ちゃんのえっちー」
「えっちー」
「はっ!?お前らがこんなことするからっ!」
「んふふ、別にいいよ。いっぱい見てくださいな」
「度胸あるね(笑)」
「見られてもいいように頑張ったもん」
「俺らも完成見てないから見せて」