3月某日 御殿場



中島「皆さん、おはようごぜーまーす」

松嶋「おはようございまーす」

「“おはようございます”にも程がありますよ!」

《笑》

中島「現在6時19分です」

「めちゃめちゃ眠いですよ、コレ」

「眠いし寒い!」

中島「嵐が忙しいからダメなんですよ」

「そうなの?」

「違う、ここの都合でしょ?」

《笑》

「ここを朝しか借りれなかったんでしょ?」


図星をついてくる松本に、オセロの2人は「さすがやね」と半ば認めた。


中島「ということで今回こちら、御殿場アウトレット貸切でございます!」


各々に拍手をしたりして盛り上がる嵐。


松嶋「ちょっと、でも贅沢じゃない?」

「テンションは上がるよね」

中島「今回はマネキンファイブの特別編として、皆さんにここで0から全身をコーディネートしていただきます」

「なんでこの番組はこんなにマネキンファイブに力を入れるんですか?」

《笑》



今回マネキン達がスタジオを飛び出してやって来たのは、東京ドーム8個分の敷地面積におよそ210店舗が店を構える、日本最大級のアウトレットモール 御殿場プレミアム・アウトレット。
嵐の6人にはこちらで自由に買い物をして、全身をコーディネートしてもらう。



中島「テーマは“勝負デート服”!」

「「おぉ〜」」

中島「今回は、選んでから1週間、このアウトレットさんの中にあなた達の服だけを展示させていただきます」

松嶋「へぇ〜」

「服だけ?」

中島「みんな忙しいじゃない?だからあの、服だけを」

「そこに入ってるの?」

「俺ら別に仕事なくても1週間ここで立ってることはできない(笑)」

《笑》

「無理だそれは(笑)」

中島「それで彼氏にどういう服を着てもらいたいかというのを、女子達に投票していただくんですね」

「誰々プロデュースみたいなの載るわけ?」

中島「それ載らないです」

松嶋「匿名だ」

中島「どれが誰の服かという先入観無く」

「ということは翔くんもハンデが無いってことでしょ?」

松嶋「アレは…『翔くんっぽーい!』(笑)」

《笑》


櫻井は笑いながら「なんでだよ!」とツッコむ。



中島「それでね、多分皆さんがずっと気になってたと思うんですけど…今日の芽依ちゃんは何かがいつもと違いませんか?」

「いや、何かがっていうか違いすぎるよ」

《笑》

櫻井の言う通り、今日の芽依はショートカットのウィッグを被っていていつもと全然違う。その姿はまるで男装でもしているかのようだ。


中島「普段のマネキンファイブでは5人を評価する位置にいる芽依ちゃんですが、今回はスペシャル版ということで、芽依ちゃんにも参加していただくことになりました」

松嶋「よっ!」

「よろしくお願いしますー!」

中島「参加するからには1人だけレディースを選んだりすると、投票の際にすぐバレてしまいますよね」

「まぁ、そうでしょうね」

中島「だから芽依ちゃんにもメンズの服を選んでもらうべく、男の子になってもらいました」

「なるほど」


中島「どうです?今の気分は」

「正直、手応えを感じております」

《笑》


中島「制限時間は今からお店が開店するまでの3時間でございます」

「だからこんな早いのか!」

《笑》



こうして、あっという間に3時間が経過。

果たして6人はどんなコーディネートを完成させたのか?




――AM9:30 アウトレット屋上



中島「さぁ、3時間の買い物タイムが終わりました」

松嶋「はい」

中島「皆さんバッチリ勝負デート服選んでまいりましたか?」


黒のマントに身を包んだ6人がそれぞれ返事をする。


「なんか良いね、こっから始まりだね」

《笑》

中島「ちょっと目覚めてきたよね?」

「目覚めてきた(笑)」




渡辺マネキンのコーディネートとは?


――3時間前


スタッフ「プランとか決まってるんですか?」

「いや、特に何も。けどさ、考えてみればコレって私が勝つに決まってるんだよ」

スタッフ「え、何でです?」

「要するに投票してくれる女の子達が気に入ってくれればいいわけでしょ?となると、女受けがいい服を着れば問題無い」

スタッフ「なるほど」

「他の5人がどう出るかわかんないけど、私は私が好きな男性の服装を着させていただきます」



開始早々、自信満々な芽依。


が、しかし、1件目の店を物色している際にあることに気付く。


「…大事なこと忘れてた」

スタッフ「大事なこと?」

「そもそも私、メンズものの服がわかんないんだ」

《笑》

男性陣5人と違い、普段はれっきとしたレディースものを着用している。
男性向けの雑誌を読むわけでもない芽依にとって、メンズ用の服を選ぶことはそう簡単ではないのだ。


だが、ここでへこたれている時間も無い。

「とりあえずキープしてこう」と目についたアイテムを次々とキープしていく。



「これって別にレディースのを着ても問題無いんですよね?」

スタッフ「はい」


スタッフの返事を聞いた芽依は、レディースものからデニムパンツと白のTシャツを選び出す。


「やっぱこっちからのほうが選びやすいわ〜」

《笑》


男性でも着れるようなデザインのものを極力活用していくようだ。



と、ここで、アウトドア用品専門店の前を通りかかった芽依が、ある人物を見つける。


「大野さん」

「お、芽依」


大野智だ。


「もう買ったの?」

「いや、まだだけど。こいつら(キャンプ用品)が俺を誘ってくるもんだからさ」

《笑》

「いいねえ、キャンプ」

「行きたいよね」

《笑》


寝袋にくるまったり、テントの中に入ったりと、すっかりキャンプ気分を味わった2人なのであった。


大野と別れ、残りのアイテムを探す芽依。


ベージュのブーツとデニムシャツをキープしたものの、それ以外のものは今一つピンと来ないのか、手に取るだけ。



そんな中――


「あ、翔ちゃんだ。翔ちゃん!」

「うおっ!びびった〜」


今度は櫻井に遭遇。

両手いっぱいに紙袋を持った櫻井を見て、芽依は呆れたように笑う。


「キープしすぎじゃない?」

「だってよー、気に入るのばっかなんだもん」

「筋肉だけが取り柄だもんね」

「“だけ”とか言うな!(笑)」

《笑》

「でももうあんまり時間無いよね?どうしよう」


芽依がそう言った瞬間、タイミングを計ったかのように松嶋の声で放送が入る。


〈嵐の皆さんにお知らせします。買い物タイム終了まで、残り30分です。櫻井翔くん、いつまでも悩むのはあなたの悪い癖です。インスピレーションは大切に〉


「なんで俺だけ名指しなんだ(笑)」

《笑》

「松嶋さんすごいね(笑)翔ちゃんのことよくわかってる」

「どっかで見てんのか?あの人」


櫻井とも別れた芽依は、残りわずかな時間に焦りながら必死にアイテムを探していく。


そして遂に…


「…!コレこそ私が求めていたもの!」


運命を感じさせる物に出会ったようだ。



これにて芽依の買い物終了。




中島「渡辺マネキンの御殿場アウトレットモールでコーディネートした勝負デート服はこちら」

「うわ、本気だ」

「本気ですよ」


▼渡辺マネキンのコーディネート

ロング丈の七分袖のジャケット(紺)
薄色デニムシャツ
Tシャツ(白)
薄色デニムパンツ
ブーツ(ベージュ)
ストール(白×黒×灰色)
〈参考:2011年4月1日のMステSPの亀梨和也〉


「全体的に色を統一させて、でも地味にならないようにストールでアクセントつけました」

松嶋「うん、良い感じになっとる」

「ちなみに、このズボンと中のコレ(Tシャツ)はレディースの」

「お、一緒じゃん」

「うん。だからサイズ感が良い感じじゃない?」


松嶋「なんかこうして3人(櫻井相葉芽依)見ると、櫻井くんが超地味!」

《笑》

「言わなくていい!自分でも思ってたから」

《笑》


あとの3人も披露し終えて、全員のコーディネートが揃った。


「ちょっと並んで」


松本大野芽依相葉を並ばせて比べる二宮。


「いや、入れろよ俺も!」

《笑》

そしていよいよスタジオで結果発表の日が。



中島「マネキンファイブ特別編・御殿場アウトレットで勝負デート服対決、結果発表ー!」


盛り上がる会場。


中島「さぁ、こんなこと言っちゃ何ですが、キングオブファッションセンスが無い嵐が決まる時間がやって参りました」

《笑》

吉川「怖ーい」

中島「しょうがございません。さぁ、戦いの行方を見守ってくださるオシャレ芸能人の皆さんにも来ていただいております」


オシャレ芸能人のRIKACO、吉川ひなの、VERBAL、西川史子が紹介される。


松嶋「VERBALさんといえば1番個性的なファッションをしてはるなと思うんですけど」

VERBAL「あぁ、ありがとうございます」

中島「ちょっと立っていただいてもよろしいですか?せっかくなんで」


VERBALが前に立ちファッションを披露した。



中島「さぁ今回はですね、ゲストの皆さんには6人のコーディネートの中で誰が1位で、そして誰が最下位になったのかを当てていただきますと、なんと賞金10万円差し上げます!」

松嶋「すごー!」


“欲しい!”と沸き立つオシャレ芸能人達。



中島「さぁ、そろそろマネキン見ていただきましょうかね、皆さんに」

吉川「見たーい」

中島「それでは、嵐マネキンの登場です。どうぞ!」


会場が見つめる中、6人が上から下りてくる。
並び順は左から、櫻井相葉花子二宮大野松本。


中島「さぁ、マネキンなので普段は喋らないんですが、特別編ということで、ちょっと動いたり喋ったりしても大丈夫ですよ」


途端に動き出す6人。
普段は客前では動いてはいけないのだ。

オシャレ芸能人の4人に“よろしくお願いします”と頭を下げている。



中島「それでは1体ずつ御覧になった感想を伺いたいと思います。さぁ、まずは櫻井マネキンのコーディネートでございますが」

RIKACO「これはテーマか何かあったんですよね?」

「よくぞ聞いてくださいました!“春の相葉偽装服”と題しまして」

《笑》

「なるべく相葉くんらしくコーディネートしようと、頑張ったわけですよ」
吉川「相葉くんって何気にね、オシャレのバランスを取るのがすごい上手いと思うから、全然どこが相葉くんなのか全くわからない!」

《笑》


【吉川ひなのの評価:相葉のバッタもん】


「だからー、ここ!どこかって、こーこ!」


相葉丈を懸命にアピールする。


吉川「なんかそれもちょっと違うんだよなあ」

「ちょっと違うことは俺も1番よくわかってるよ!」

《笑》


ムキになる櫻井を「やめなよ!」と止める5人。


「先生的にはどうなんですか?」

西川「なんかおじいちゃんみたい」

《笑》


【西川史子の評価:おじいちゃん】


西川「なんか、春は春ですよ。陽だまりの老人っていう」

《笑》


【西川史子の評価:陽だまりの老人】


「なるほど、春ってのは合ってたんだ」

西川「うーん」


中島「VERBALさんは?」

VERBAL「今相葉くん着てるのも、まず降りてくるときに赤い靴がすごい目立ってたんですよ。“あ、すごい”と思って。なんか色がすごいもうしっかりしてるじゃないですか。でもちょっと櫻井くん、オーガニックにも程があるというか」

《笑》


【VERBALの評価:オーガニックにも程がある】


中島「『オーガニックにも程がある』。名言来ましたね」

《笑》



中島「それでは相葉マネキンいかがでしょう」

RIKACO「その中のシャツがどうなのかなあって。花柄の」

「このコーナーで勉強してきたことを言わせてもらうと、シャツって人気なんですよ。で、良いシャツ2枚見つけちゃったから2枚着ちゃえと思って」

《笑》

西川「あー、そういうことなんだぁ」

中島「ちなみにこちらのパンツはレディースだそうです」

《え〜》
「言わなきゃわかんないじゃないですか」

松嶋「わからへんわからへん」

「だからいいかなって」

西川「レディースが履けたって自慢がヤダ」

《笑》

「自慢じゃない!(笑)」


【西川史子の評価:スタイル自慢が鼻につく】


中島「VERBALさんちょっと伺いましょう」

VERBAL「赤い靴は単体でいいのかもしれないんですけど、上のフローラルなシャツとちょっと合わないかも」

「あぁ〜」

VERBAL「どっちかって言うとジャンルがちょっと…」

西川「ぐちゃぐちゃだって」

《笑》


【西川史子の評価:ぐちゃぐちゃ】


VERBALの言葉を代弁(?)した西川に相葉が「VERBALさんそんなこと言ってないですよね!?」とツッコむ。



中島「続いて渡辺マネキン」

RIKACO「コーディネートどうこうより、イケメンすぎて」

《笑》

「お客さんの頷き具合半端ねえ(笑)」

「ありがとうございます(笑)」

中島「今回は特別編ということで芽依ちゃんにも参加していただこうと、男装していただいております」


吉川「私好き!」

「え、ホント?」

吉川「うん。これでデート来たら惚れ直す」


【吉川ひなのの評価:惚れ直すくらい好き】

「ひなのちゃんありがとう〜!」


中島「ちなみにパンツと中のTシャツはレディースものらしいです」

RIKACO「サイズぴったりだもんね」


中島「西川先生はいかがですか?」

西川「なんか…色味が無い」

《笑》


【西川史子の評価:色味が無い】


西川「春なんだから、もう少し色味が欲しい感じが…」

「そう、だから地味にならないようにコレ(ストール)巻いてるの!」

西川「それでもたかが知れてるわよ」

《笑》


【西川史子の評価:ストールの効果ほぼ無し】

中島「それでは二宮マネキンに参りましょう」

「お願いしまーす!」

RIKACO「ベルトの色もストールの色も合ってるし、非常に大人っぽいオシャレな感じですよね。気ぃ遣ってる感があって、なんかイタリアの男性みたい」

《おぉ〜》


【RIKACOの評価:大人のオシャレ】


「ありがとうございます!」

西川「RIKACOさんとかが着ればカッコイいと思うんですよ。でもあたしが1番嫌いだわ」

《笑》


【西川史子の評価:1番嫌い】


「なんで!?おかしいでしょ!」

西川「なんか、マフラー?ゴシゴシタオルにしか見えない」

《笑》


【西川史子の評価:バス用品?】


「こんな派手な色あるか(笑)」

「あの4枠怖いな」

《笑》


中島「VERBALさんは?」

VERBAL「パンツがちょっとファンキーな形してるんで、トレンチコートがちょっと普通っぽすぎるのかなあ。ジャケットもそれに合わせて短かったりとかしたら」


【VERBALの評価:コートが普通すぎる】


「切っちゃえば良かったかあ」

《笑》


「しかし勉強になるね」

「ね、今日ね」
「男子の意見が聞けるって有り難いね」



中島「それでは大野マネキン参りましょうか」

「この人のここからここはアウトレットのBEAMSに置いてあったのをそのまま持ってきました」

《えー!?》


松本によって上半身がマネキンそのままだと暴露された。


「まぁ、まぁ」

RIKACO「上はね、それすごい良いと思う。似合ってるし。でもその下のジーンズがね、中途半端に裾広がりだし、しかもそれ裾折っちゃってるじゃん。どうもヤンキーっぽい感じで」

《笑》


【RIKACOの評価:ヤンキー風デニム】


西川「全部が中途半端で、内面が出てるよ」

《笑》


【西川史子の評価:中途半端な内面の表れ】


中島「あのポケットもどうですか?」

「あ、コレ何に見えますか?」

吉川「ハート」

「実はコレ、魚なんです」

《笑》

吉川「可愛い〜」

RIKACO「何がしたいの?」

《笑》

「店の人が『大野さんの為にとっといたんです』って言われて。そこまでされたらやっぱ買わなきゃと」

《笑》

RIKACO「それでそのハートは彼女に対する気持ちとかなのかなと思って、すっごい好感度UPだったの。出したら魚じゃん!」

《笑》

「だってコレ、だって」

RIKACO「“ハート?”って思ったら“魚?”みたいな」
「いや、あの店員がね!」

「やめなさい!」

《笑》

「店員さんごめんなさい」

「奴がね!見てるか!」

「『見てるか!』じゃないよ!朝早くに店開けてくれたんだから」



中島「さぁそれでは松本マネキン参りましょう」

RIKACO「なんかディナーとかだったらいいんだけど、昼間待ち合わせしていきなり蝶ネクタイだと、『ちょっと蝶ネクタイ取って』とかって(笑)」

《笑》

「わかりますわかります。でもこの格好するんだったら、もうイききりたいって。イっちゃいたいなって思ったんでイっちゃいました」

RIKACO「なるほどね〜。ちょっと調子に乗っちゃったかもしれないね」

《笑》


【RIKACOの評価:調子のっちゃったかな?】


吉川「だってデートで突然コレで来られたら、絶対に最初は“何の冗談?”って思うと思う」

《笑》


【吉川ひなのの評価:何の冗談?】


西川「私はもう失笑ですね」

《笑》


【西川史子の評価:失笑モン】


中島「デートでもし来たら、何とおっしゃるんですか?」

西川「『軽部アナ?』」

《笑》


【西川史子の評価:軽部アナ?】


「ここ(蝶ネクタイ)だけじゃん!(笑)」

西川「軽潤!」

《笑》


【西川史子の評価:軽潤】


こうして一通りマネキンを見ていただいたところで、ゲストの順位予想は以下の通り。

RIKACO 1位相葉 最下位櫻井
吉川  1位渡辺 最下位松本
VERBAL 1位二宮 最下位櫻井
西川  1位渡辺 最下位二宮

中島「御殿場プレミアム・アウトレットで1週間マネキンを展示いたしまして投票を行ったところ、なんと1万9977票集まりました!」


会場からは“すごい!”の声が上がる。
嵐の6人は「ありがとうございまーす」と投票してくれた人に頭を下げた。


中島「さぁそれでは、皆さんお待たせいたしました。ではまずは1位から発表して参りましょう!」

《おぉ〜》

「容赦ねえな!(笑)」

西川「私達もドキドキする」


中島「さぁそれでは参りましょう。御殿場プレミアム・アウトレット勝負デート服対決、第1位は…」


櫻井、相葉、芽依、二宮、大野、松本が緊張の面持ちで待ち構える。



第1位……7625票 渡辺マネキン!



嬉し過ぎてくるくると回りだした芽依。

しかし目がまわったようで、フラフラと倒れ込む。


中島「目がまわったようですが、大丈夫?」

「あいつアホだろ」

「ん?何か言ったかな?負け犬くん達」

《笑》

中島「どうですか?今の気持ちは」


他の5人を舐めるように見渡す。


「まあ、当然の結果でしょう」

《笑》

「1位になるとあんな性格になんの!?」

《笑》


中島「ではアンケートの意見のほうを紹介させていただきます」

「お願いします」


【25歳OL:とにかくオシャレ!自慢の彼氏になりそう】

《おぉ〜》


【28歳公務員:カッコ良すぎて直視できない】


これを聞いた芽依はカメラに向かって決めポーズをする。

【16歳高校生:大人って感じ。一緒に歩きたい】

「よし、今度デートしよっか」

《笑》


【12歳小学生:マネキンのコーディネートみたい】

「マネキンは私じゃなくてあの人(大野)だよ」

《笑》


中島「このマネキンを櫻井くんだと思った方からの意見です」


【36歳主婦:このストールなら全然有りだよ!成長したね、翔くん】

《笑》



栄えある第1位に輝いたのは渡辺マネキン。
続いて、第2位の発表。



中島「ひなのちゃんと先生は、10万円の可能性が出て参りました」

吉川「欲し〜い!」

西川「5位争いでね、それね」

吉川「そうですね」

「次で抜けたるわ!」

中島「VERBALさん、テンションのほうは大丈夫でしょうか?」

VERBAL「あの、どうにか保ってます」

《笑》


1位を相葉と予想したVERBALは既に10万円の可能性は無くなったのだ。
せっかく予想してくれたのに1位を穫れなかった相葉が謝る。


中島「続いて2位参りましょう。御殿場プレミアム・アウトレット勝負デート服対決、第2位は…」


櫻井、相葉、二宮、大野、松本が緊張の面持ちで待ち構える。



第2位……5042票 大野マネキン!



両手を上げてソファーに移動する大野。
芽依と握手を交わす。


中島「これは衝撃の…」

「だってさ、デート服ですもんね?」

松嶋「偉そうになってる(笑)」

《笑》

中島「テーマがね」

「テーマが」

中島「はい」
「街中を普通にデートするってことでしょ?やっぱりこういう感じにはなるよね」

《笑》

「急変したよ、態度が(笑)」

松嶋「やっぱりチョッキっているよね?」

「絶対必要だと思う」

《笑》


そう言った大野は、自分の着てるベストをアピールする。


中島「さぁ、ちなみにアンケート聞いてみます」


【18歳高校生:シンプルかつオシャレ自慢の彼氏になりそう】

《おぉ〜》


【38歳主婦:カリスマ美容師みたいでカッコイイ】

「あー、なるほどね」


【15歳高校生:ハートの出具合いがちょっとしたワンポイントでいい】

《笑》


大野はポケットから魚を取り出してカメラに見せる。
4人からは“魚だよそれ!”とブーイング。



ダントツの得票で2位に輝いたのは大野マネキン。
続いて、第3位の発表。



中島「なんかもう意気消沈って感じですね」

「マネキンまんま買いが2位っていうのが」

中島「やる気なくした?」

「うん」

《笑》


中島「それでは参りましょう。御殿場プレミアム・アウトレット勝負デート服対決、第3位は…」


櫻井、相葉、二宮、松本が緊張の面持ちで待ち構える。



第3位……2744票 櫻井マネキン!



松嶋「おめでとうございまーす!」


喜びを噛み締める櫻井。しかし何か様子が変だ。


「何何、何!?」
「足つった…」

《笑》

中島「足がつってます!」

「どのタイミング!?」

中島「喜び過ぎて足がつるくらい、おめでとうございます」


櫻井は芽依、大野とハイタッチをする。


「ちょっと待ってー!」

中島「これはわからなくなってきましたよ」

「TOP3のうち2人が“偽装服”ってどういうこと!?」

《笑》


当の本人達は足を組み、余裕そうな表情。


中島「それではアンケート結果に参ります」


【25歳OL:色合いが春っぽくて好き】

《あぁ〜》


【22歳フリーター:ゆる〜い感じがグッド!】


【28歳OL:相葉丈だから好き】

《笑》

松嶋「大成功やん!」


【27歳会計士:やっぱり相葉くんはこれだから好き】

《笑》


櫻井が決めポーズをする。

相葉は爆笑しながらも納得がいかないようだ。


中島「結構そういうのが多いですね」

「オレオレ詐欺と一緒ですよ!」

《笑》


ここからは悪い意見も紹介されることに。


【23歳金融業:サングラスかけたら松山千春】

《笑》


【12歳小学生:貧乏そう】

《笑》

「小学生に!?」


【43歳薬剤師:もう少し自分に自信を持ってほしい】

《笑》

「すげえ!この人すげえ!」
「読んでる人は完全に読んでるね」



第3位はまさかの師匠越えで櫻井マネキン。
続いて第4位の発表。

中島「さぁ、いきましょうか」

松嶋「芽依ちゃん以外のオリジナル3人が残りました」

《笑》

「ここで抜けたいよ」

松嶋「抜けたいね」

「もうドキドキしたくないの」


中島「それでは参りましょう。御殿場プレミアム・アウトレット勝負デート服対決、続いて第4位は…」


相葉、二宮、松本が緊張の面持ちで待ち構える。



第4位……2409票 二宮マネキン!



ソファーに移動した二宮は3人とハイタッチを交わす。


西川「絶対ビリだよ!」

「オリジナル2位〜!」

《笑》

中島「さぁ、ここで先生が」

西川「絶対ビリだよそれが!」


思わず立ち上がる西川。


「やっばいなー…」

西川「悪い意見から言ってください、悪い意見から」

《笑》

「なんでよ、良い意見からいけばいいでしょ」

中島「良い意見を聞きたくないと。じゃあ、たまには悪い意見からいきましょう」


【13歳中学生:オッサンみたいでヤダ】

《笑》

「あれ、ホント?反抗期かな?」


中島「またしても櫻井くんだと思った方の意見がございます」


【31歳主婦:櫻井くん、ストールはもうやめたほうがいいよ】

《笑》

「ストール=翔ちゃんなんだね(笑)」

【27歳販売員:遊び心があって着崩した感じがオシャレ】

「ありがとうございます!入れてくれた人のおかげだよ、ホント」



すっかりやる気をなくした相葉と松本は、壁にもたれて佇んでいる。


松嶋「あの2人はもう街角の…」

「ナンパに失敗し続けた男達」

《笑》



第4位は二宮マネキン。
そしていよいよ、最下位を決める運命の発表。



中島「ひなのちゃん?今残ってるのは」

吉川「もう私は10万円を何に使うか考えてます」

《笑》


「これさ、票数はあと2000くらいでしょ?5位6位の票数って」

「そう、それだけ聞きたいよね!」

「教えてくんない?」

中島「それ聞きたい?」

「すげえ聞きたい」

中島「正直聞かんほうがええよ」

「マジで?」

《え〜!?》


不安になった2人は身を寄せ合う。


「やっぱやめようか、どうする?」

中島「やめる?」

「じゃあ…聞こう」

中島「それでは参ります。5位と6位の得票数はこちら!」


第5位…1798票
第6位…259票


《え〜!?》
「もうやめよ!」


2人して中島の元まで駆け寄る。


「今日はここまでにしよ!」

「あとは来週!来週!」

「でも待って、あとで発表するわけでしょ?」

「じゃあ順位とかやめよ!ゆとり教育しよう!」

《笑》

松嶋「だいぶ6位はダサいってこと…」

「これ俺6位っぽい!」

《笑》

中島「これはちょっと、かなりの差が出てしまいましたが」

「ちょ、ちょ、とりあえずさ、もう関係無いかもしれないけど、とりあえずコレ(蝶ネクタイ)外していい?(笑)」

《笑》

「それで戦ったからダメです!」


RIKACO「真剣に考えたんですよね?」

「超考えましたよ!」

「考えましたよ」

RIKACO「これが自分達のファッションセンスってことですよね?」

「でもこのコーナーやって薄々感づいてきたんですけど、俺は人とズレてるっていうのは…」

《笑》
「何回かやる上でちょっとずつですけど、ちょっとズレてんだなってのは感じてます」

《笑》


中島「さぁ、それではお待たせいたしました。御殿場プレミアム・アウトレット勝負デート服対決です。結果はこうなりました!」


相葉、松本が緊張の面持ちで待ち構える。



第5位……相葉マネキン!
第6位……松本マネキン!



喜びの余り、床に寝そべる相葉。


中島「そして、吉川ひなのちゃんが10万円ゲットー!」

吉川「やったー!」

「おめでとう!」

吉川「ありがとう!みんなで焼き肉行こう!」

「行こ行こ行こ!」

「でも俺の、俺の…あ、まぁいいや」

《笑》


中島「まずは5位の良い意見から参ります」


【19歳大学生:花柄で統一されてるのと赤いスニーカーが好き】

「あざっす!」


【27歳ピアノ講師:ダブルシャツ、意外性があって良い】

「おぉ、おぉ、おぉ、おぉ」


【17歳高校生:女たらしの服】

《笑》


【17歳高校生:靴が前に翔くんが履いてたやつに似ててヤダ】

《笑》


中島「まぁでも、5位ですから」

「はい!」



中島「続いて、6位の良い意見」


【27歳歯科衛生士:蝶ネクタイがカワイイ】

「ありがとうございます!」

【23歳保健師:迷子にならなそう】

《笑》

「なりませんね、ならないと思います」

中島「デートに目立って助かると」


【21歳大学生:めざましテレビの軽部さん】


中島「同じように軽部さんぽいという意見が、あと247票」

《笑》

中島「で、あとビビる大木くんぽいという意見が52票」

《あぁ〜》


もはや松本も真顔で感心している。


中島「あと名探偵コナンくんぽいというのが36票」

《笑》


【19歳大学生:友達でも無理なんで離れて歩きます】

《笑》


中島「まぁ色々ありますが」

「非常に残念です」


中島「さぁそして、最下位の方には今からスタジオのほうへ移動してもらいまして、撮影のほうに移りたいと思います」

「何の?」

中島「え、聞いてない?」

「聞いてない…」

中島「コレ、春からの番組PR強化のために、嵐のラッピングトレーラーを東京中に走らせることになりまして」

「ありがとうございます」

中島「そこで松本マネキンの全身コーディネートを載せてPRを」

《笑》


ラッピングトレーラーには宣伝効果の高い売れ残りマネキンを!というわけだ。


中島「なので今からその撮影やります」

「…はい?(笑)」

「春の『ひみつの嵐ちゃん』の顔になるってことですか?」
中島「そういうことです!」

《おぉ〜》

中島「それでは隣のスタジオへ全員で移動してください」




この日の翌日から、松本がデカデカと映ったラッピングトレーラーが東京中で見かけられたのだった。





春の勝負デート服対決!