やばい、時間ギリギリだ。
マネージャーの車から急いで降りて楽屋への道を走る。


私だけ女性ファッション誌の撮影があって、今からは「VS嵐」の収録。間に合うだろうと思ってスケジュールを詰め込んだのに撮影が押しちゃってこの有り様。



「遅れてごめんなさい!」



ドアを開ければ好き勝手やってる5人の姿。リーダーは‥‥寝てる?


「お疲れ」

新聞から目を離して私に笑顔を向ける翔ちゃん。笑顔が眩しいぜ!


「もー、待ちくたびれちゃったよ!」

ソファーに寝そべったまま足をジタバタさせる相葉ちゃん。今日も騒がしいです。


「相葉さんだって寝坊したじゃん」

「ちょっとそれは言わないでよ!」

私に挨拶は無しですか。ゲームから目を離さないニノ。


「とりあえず汗拭きな?」

私にタオルを貸してくれる潤くん。まじ紳士。



「ごめんごめん、撮影が押しちゃって」

「なんかスタッフさんの手違いかなんかで時間遅れてるらしいから大丈夫だよ」

「そっかー、良かった」



潤くんにお礼を言ってタオルを返したあと、メイクさんに化粧や髪型を直してもらう。朝も綺麗にやってもらったけど汗かいちゃったから。

少しヨレていた化粧や巻き髪もすぐにまた元通りに。


するとタイミング良くスタッフさんから呼ばれた。



「ほらおじさん、時間だって」

「んぅー、わかったぁ」

「リーダーってよく寝るけど、松潤と違って寝起きいいから楽だよね」

「あ?」

「す、すいません!」

「もう!早く行きなさい!」

「‥ふふっ」





とある一日

(ねえなんかこの人一人で笑ってるんだけど)
(うっさい!)
(いつものことじゃん)
(え)