ガールズトーク
新しい家見にきた!
とかなんとか言って、突然押しかけてきた我が友人である上戸彩とベッキー。手にはビールの入った袋を提げて、飲む気満々じゃん。
引っ越した理由は直接伝えたわけじゃないけど、なんとなく察してくれてるんだと思う。
自分で言うのもなんだけど、今ってそんなに暇じゃないし、こんなときに引っ越すなんて何かありましたって言ってるようなもん。でもそれを聞いてこない辺り、やっぱ付き合い長いだけあって理解してくれてるんだなって思う。
「最近どう〜?」
ビールのタブを開けながら彩が問うてきた。
けど、私的には…
「まずは彩の話聞きたいんだけど!」
「あたしも!芸能ニュースで『交際順調』とか言われてるの見て、早く聞きたかったんだあ」
「えー、別に言うほどのことは何も無いよ」
とか言いつつがっつりノロケ聞かされましたけどね。
こんな風に言ってるけど、私もベッキーも彩が幸せそうで素直に嬉しい。
もちろん、ベッキーが幸せそうだったら私も彩も嬉しい。私が幸せそうだったら彩もベッキーも喜んでくれる。私達は、こうやってお互いの幸せを喜び合える仲だ。
「あ、この前芽依と敬浩くんの話したよ」
「え、何の話したの?」
「『あの2人お似合いだったなあ』とか」
「そっか、付き合ってたんだっけ」
HIROさんも彼女と何年前の話してんの…。
「でも惜しかったなあ、今も付き合っててくれたらWデートできたのに」
「Wデートって…学生じゃないんだから」
「いや、でもさあ、敬浩くんも芽依には本気だったらしいし」
「彩!今それ言っても無駄だって!」
芽依にはちゃんと相手いるんだし?、とベッキーはニヤニヤしながらビールを口に運んだ。
ベッキーの瞳って、外国の血が入ってるからかすごく綺麗だと思う。不思議な色をしていて、見ているだけで吸い込まれそうになる。
「例のあの人とはどうなの?」
「何もないよ、ホントに」
「最近会ってる?」
「全然会ってない」
「なんで会わないの?」
「スケジュール合わなかったり、約束してても片方に仕事入ったりして」
「もうどれくらい会ってないの?」
彩の言葉に、壁にかかっているカレンダーに目を向ける。
最後に会ったのいつだっけ?…ああ、この紙ではない、少なくとも先月だ。
「1ヶ月前くらい」
「えー、相変わらずだねぇ」
「答えはわかりきってるけど、会わなくて平気なの?」
「だって一時期、嫌ってくらい会ってたし」
プライベートではないけど。
それに元々、私も彼もそんなに恋愛を大事にしないっていうか。仕事とか友達のほうが立ち位置は上で、恋愛は二の次だ。
多分どちらかが恋愛中心の人だったらやってけないんだろうけど、お互いそうだから全く苦痛じゃない。
「普通のカップルなら終わりだって思っちゃうけど、芽依だからわかんないよね」
ベッキーの言葉に、彩もうんうんと頷く。
…私ってどんな印象持たれてんの?
残りのビールも流し込んで、2本目を開ける。
普段は外で飲むことが多いから、遠慮してあんま飲めないけど、今日は家。ベロンベロンに酔っ払っても誰かに迷惑をかけるわけじゃないから、好きなだけ飲める。
って言っても弱いから、既にフワフワしてきたけど。
ガールズトーク
とかなんとか言って、突然押しかけてきた我が友人である上戸彩とベッキー。手にはビールの入った袋を提げて、飲む気満々じゃん。
引っ越した理由は直接伝えたわけじゃないけど、なんとなく察してくれてるんだと思う。
自分で言うのもなんだけど、今ってそんなに暇じゃないし、こんなときに引っ越すなんて何かありましたって言ってるようなもん。でもそれを聞いてこない辺り、やっぱ付き合い長いだけあって理解してくれてるんだなって思う。
「最近どう〜?」
ビールのタブを開けながら彩が問うてきた。
けど、私的には…
「まずは彩の話聞きたいんだけど!」
「あたしも!芸能ニュースで『交際順調』とか言われてるの見て、早く聞きたかったんだあ」
「えー、別に言うほどのことは何も無いよ」
とか言いつつがっつりノロケ聞かされましたけどね。
こんな風に言ってるけど、私もベッキーも彩が幸せそうで素直に嬉しい。
もちろん、ベッキーが幸せそうだったら私も彩も嬉しい。私が幸せそうだったら彩もベッキーも喜んでくれる。私達は、こうやってお互いの幸せを喜び合える仲だ。
「あ、この前芽依と敬浩くんの話したよ」
「え、何の話したの?」
「『あの2人お似合いだったなあ』とか」
「そっか、付き合ってたんだっけ」
HIROさんも彼女と何年前の話してんの…。
「でも惜しかったなあ、今も付き合っててくれたらWデートできたのに」
「Wデートって…学生じゃないんだから」
「いや、でもさあ、敬浩くんも芽依には本気だったらしいし」
「彩!今それ言っても無駄だって!」
芽依にはちゃんと相手いるんだし?、とベッキーはニヤニヤしながらビールを口に運んだ。
ベッキーの瞳って、外国の血が入ってるからかすごく綺麗だと思う。不思議な色をしていて、見ているだけで吸い込まれそうになる。
「例のあの人とはどうなの?」
「何もないよ、ホントに」
「最近会ってる?」
「全然会ってない」
「なんで会わないの?」
「スケジュール合わなかったり、約束してても片方に仕事入ったりして」
「もうどれくらい会ってないの?」
彩の言葉に、壁にかかっているカレンダーに目を向ける。
最後に会ったのいつだっけ?…ああ、この紙ではない、少なくとも先月だ。
「1ヶ月前くらい」
「えー、相変わらずだねぇ」
「答えはわかりきってるけど、会わなくて平気なの?」
「だって一時期、嫌ってくらい会ってたし」
プライベートではないけど。
それに元々、私も彼もそんなに恋愛を大事にしないっていうか。仕事とか友達のほうが立ち位置は上で、恋愛は二の次だ。
多分どちらかが恋愛中心の人だったらやってけないんだろうけど、お互いそうだから全く苦痛じゃない。
「普通のカップルなら終わりだって思っちゃうけど、芽依だからわかんないよね」
ベッキーの言葉に、彩もうんうんと頷く。
…私ってどんな印象持たれてんの?
残りのビールも流し込んで、2本目を開ける。
普段は外で飲むことが多いから、遠慮してあんま飲めないけど、今日は家。ベロンベロンに酔っ払っても誰かに迷惑をかけるわけじゃないから、好きなだけ飲める。
って言っても弱いから、既にフワフワしてきたけど。
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