読み切り短編集

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1月30日水曜日、今日は我らが黒子テツヤの誕生日です。



1/30黒子テツヤ誕生祭!!



そわそわ、そわそわ。


今日はとてつもなく落ち着かない日です。

おっと、おはようございます皆様。
私、誠凛高校1年の#name2#尻尾と申します。
誠凛バスケ部のマネージャーをしております。


そんな私は、朝から挙動不審です。

今朝は目の前にあった電柱に気付かずゴンッと思いっきり音を立ててぶつかってしまいました。降旗君河原君福田君には大爆笑され火神君にはとてつもなく心配されました。恥ずかしかったです。

何より恥ずかしかったのは二年の教室の前で滑って転んだことですが。

伊月先輩に笑いながら助けていただきました。
ありがとうございます。
あれ、話がそれましたね。
では気を取り直して、今日は黒子くんの誕生日なのです。


ぱんぱかぱーん。



はい。

黒子くんに渡すプレゼントは一1ヶ月前から準備してました。その前に3ヶ月悩みました。

人の欲しい物ってやっぱわかんないですよねー。
それでもちゃんと買えたのはいいんですけどプレゼント渡せる気がしません(´・ω・)

誰かに見られたくないんで…


なーんて思ってたらもう放課後。
渡すなら今しか…!
部活が始まる前に渡さないと誰かに見られますからね…!


ちなみに私と黒子くん、ちょうど今日日直当番なんです。
運いいな私…(^ω^)←



『く、ろこくん、』

「はい、どうかしました?」

『、えと…き、今日寒いね!』

「そうですね、だいぶ冷え込んでます。#name2# さんは風邪とか大丈夫ですか?」

『わ、私は全然ヘーキ!』



って違う!でぃふぁれんす!

何変に緊張してるんだ私は…
サラッとプレゼント渡せばいいだけだろ!よし頑張れ!



『黒子くん!』

「なんでしょう」

『誕生日おめでとう!』



あれ、案外サラリと言えた。



「………ありがとうございます」

『えっと、これ!プレゼント…対したものじゃないんだけど、はい』

「え、僕にですか?」

『黒子くんの誕生日なのに誰に渡すってゆーの(笑)』



な、ナチュラルに話せとる…!!



「そうですね、ありがとうございます。…開けてもいいですか?」

『今!?…うんまぁいいけど』



ほんとにたいしたものじゃないんだよ…( ´△`)


「タオルとリストバンド…」

『(うぁ…)黒子くん何がいいのか分かんなくて部活で使えるやつにしたんだけど…いらない、かな?』

「まさか。とても嬉しいですよ。ありがとうございます」


にこ。




普段あんまり笑わない黒子くんが笑うとなんだか特別な気がします。
曖昧だったこの気持ちにも、整理がつくのかもしれません。


黒子くん、生まれてきてくれてありがとう。

Happy Birthday to you!!




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黒子っち誕生祭小説!
短編は何げ初めてですね( ^ω^)難しい。
設定も何もかも曖昧ですがこれも愛ゆえ。


とりま黒子っち!
誕生日おめでとう!(ノ´∀`)ノ

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