18.本屋の君
「あれ!?」
「あ、切島くん」
「本屋で会うの二度目だな」
「初めて会った時以来だね」
「今日は何か探してんの?」
「うん、中間テストに向けて参考書」
「あー、そういや中間近ぇな」
「切島くんとこのすっごい難しそうだよね」
「すっごいか分かんねぇけど」
「切島くんも参考書?」
「いや、新しい筋トレ本欲しくて」
「余裕じゃんか!」
「参考書は学校の購買とかで買った方が安いんだよ」
「さすが雄英」
「井崎は中間やべぇの?」
「数学、居残りさせられてるくらいには」
「やべぇな」
「やべぇかも」
「それなら、さ、今度勉強会しようぜ!分かるところは教えるし」
「え!?いいの!?」
「おう」
「あ、でも切島くんの足手まといになるの目に見えてるよ」
「1人だとさぼっちまうから一緒にしようぜ」
「(優しい)」
「?」
「切島くんがいいならお願いします」
「おう」
学生の本分