えいがろぐ
観た映画の感想を好きに書いてる。
めっちゃ個人の感想だしネタバレもする。


▼ TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ


完全にただのコメディ枠として観始めたのにちゃんと中身あった……。
でも小難しさはまったくないし程々に下品でテンポが良くて大変見やすかったです。これはリピートするやつ。
あと作中で歌うシーンが多くて、ロックミュージカルってやつか……(?)と思いました。監督調べたら『舞妓Haaaan!!!』の人だったし、ミュージカル調でテンポがいい作品を作る人なんだな、と。
いや、純粋に面白かった。やっぱテンポって大事だよな。
ロックシーン入る度に毎回ガチのロックで楽しかった。プロの仕事感。流石。
ストーリーも良かった。特別にいい!ってわけではないけれど、素朴で、男子高校生の成長がコミカルに、且つ穏やかに描かれているな、と思った。舞台と状況が派手だけど、物語としての主軸はそこだよね(たぶん)。
終わり方もすごく良かった。結局地獄に戻ってきたのは良いエンドだったし、「カッコイイから地獄におちた」を持ってくるのは上手いやり方だな〜って。序盤と終盤に同じ台詞を入れると、観客に序盤と終盤の比較を誘導できて、より結果(エンド)を強調できるってことを実感しました。
最初の歌唱シーンの時に歌詞が表示されたけど、「ヒプアニかな?」と思ったことはナイショ。
地獄については出てくる知識を見聞きしながら「これ、チャレンジ(鬼灯の冷徹)でやったところだ……!」って思ってた。鬼灯の冷徹はいいぞ。
牛頭と馬頭の出し方には笑ったし、そもそも牛頭馬頭出してくるセンスが好き。
とにかくこれは割と全般におススメできる作品だと思います。音楽好き、ロック好きは特に楽しめると思う。演者にプロいるしね。
頭軽く、でも程よく中身があるので充足感も得られる、非常〜〜〜に、丁度良い作品です!
映画何か面白いのある?って聞かれたらとりあえず出す枠に入れとこ。




gnōsis