えいがろぐ
観た映画の感想を好きに書いてる。
めっちゃ個人の感想だしネタバレもする。


▼ 劇場版 ポケットモンスター ココ


言いたいことはままあれど、面白かったかな!というのが簡潔な感想。

個人的に一番ぐっときたのは最初のザルードたちの歌からオープニング。ザルードたちの歌は開幕から一発目で、なんというか、熱というか熱い?魂……?雄々しさというか、そういう熱量をぶつけられて、掴みとしてすごく良かった。分類でいうと、正確には違うものの、体感はグレイテストショーマンの開幕に近い。からの、ココを拾って子育てのシーン。何故か泣いちゃった。何描いている
最近のポケモン映画観れてないから比較はできないけど、今作はサトシの存在感がかなり薄めだったなあ、と。やっぱりココとザルードにスポットが当たっていて、サトシは一登場人物って感じだった。そういうの、ココとザルードを大事に扱ってくれてるのがわかるし、サトシはサトシの物語の主人公であって、ココはココの物語の主人公なのだ、っていう感じがして良い。”感じ”を多用するな(自戒)。
今作のメイン題材である"親子"ですが、まあ、自分が何かを考えさせられたり共感したりすることはなかったです。客観的にコメントするなら、理想の親子愛を描いているのだなあ、と思いました。
たぶんこのあたりについていろいろ述べるには自分の人間レベルが適正でないのでやめておくことにします。というか大したこと言えない。作品の主軸なのに……すまない……。
Zさんいついては、どんな背景があれ愚かだな、という一言。泉の力でどんな人間も治せる云々あたりでちょっとおや?と思ったけど、そこから狂気にとり憑かれて殺人まで犯したとなればもう庇いようがないですね……。
森林伐採シーンは観てて悲しくなりました。環境問題。
ココが父ちゃんザルードと同じ力を使えたことに関しては、あれは大地の力であってココの力ではなく、父ちゃんザルードやココは力を行使するための媒体だったと解釈したのでご都合〜とは思わなかったかな。
最大の文句はZさんの処理の雑さよ。盛り上げて盛り上げて、からの鎮火がはやい。エンディングは簡潔に、といいますがあまりにもはやい。余韻どこいった?
Zさんの扱いが全体的に雑で、体のいい悪役って感じが微妙なところだったかな。あの熱意の源泉を少しでもいいから見せてほしかったです。
あとセレビィが色違いでる必要性はあったんだろうか……。出てきたのなんて最後の数分だし。前売り券で配布したのは、色違いで出演した意味とは……。
感想はこれくらいかな?評価的には星3〜3.5くらいになりそうです。

prev | next


gnōsis