◆◇ ドラコとレイブンクロー生
「ドラコは情が深い人なんだね。良くも悪くも、だけど」
「情が深い?グリフィンドールみたいなことを言わないでくれよ」
「ほんっとドラコって頭が固いわ……本当につまらない人だね」
「いくら君でも、僕を侮辱するなら容赦しないぞ」
「侮辱はしてないよ、いつもみたいに呆れてるだけ」
「君ってやつは、」
「で、話の続きなんだけど。ドラコは家族が心底大事でしょ」
「っ、まあ父上と母上のことは敬愛しているさ。当然だろう?」
「うん。それで、ハリーのことは心底嫌いだよね」
「当然だろう、あんなヤツ!」
「ほら、情が深い。ドラコみたいな人って英雄にはなれないけど、本当に愛し愛されるということが成し遂げられる人なんだろうね」
「……はっきり言ってくれないか」
「ドラコはすっごくつまらないけど、とても素敵な人ね。っていう話」
「はっ、じゃあ薄情な君は、すっごく面白いけど最悪な人かい?」
「そうかも。私結構薄情だからね」
「まったく、よく言うよ」
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