「ボクは、約束は守るべきだと思うし、何より人を傷つけるべきじゃないと思うよ。ただそうして幸せになればいいのに、たったそれだけのことをしたがらない人たちが沢山いるのが、ボクにはあまりよく分からないんだ」「人を傷つける理由はいろいろあるよ。悪意だったり、本人の意思とは別だったり、それが一概に悪いことだとは私には言えないな」「それは自分勝手だ。どんな理由であれ、誰かを傷つくことを許してしまうのは」「確かに不二の言うことは正しい。みんなそうするべきだと思う。だけどそれは強い人の理論だ。多分。それでは人は救われない」「それは、誰かが傷ついている方が幸福な人たちもいる、ってこと?」「幸福を受け取ることにさえ不器用な人たちがいる、ってこと」(不二周助)