とあるTやの憤慨



ちょっとちょっと、隣歩いてるやつ誰だよ!何で手なんて繋いでるんだよ!サクラは純真無垢な子だったろ?誰と結婚するのか聞いた時、わたしはペンドラーと結婚するの、って言ってたじゃないか!あの時は思わずペンドラーに嫉妬してうっかりしっとのほのおで火傷させちゃいそうになったけど、サクラは結婚の概念をあまり分かっていないし、まぁサクラのペンドラーだから信頼できるし、何よりどこの馬の骨とも知れない男とかの名前が出なかったからいいかって思ってたのに!!ペンドラーはどうしたんだよ!僕が旅に出てる間にどんな心境の変化が……。僕がいないのをいいことにあいつがたぶらかしたんだな!僕のサクラは渡さない。人の女とったら泥棒!!泥棒は罰せられなきゃダメだと思うんだ。でもジュンサーさん呼ばなくても僕の手でどうにでもできる。つまり僕があいつに罰を与えればいいんだそうだ。ねぇ、チェレンもそう思うよね!!

「トウヤ、君がジュンサーさんのお世話になりそうで頭が痛いよ」
「何言ってるの?僕は正しいことしかしてないのに」
「はぁ、一旦落ち着きなよ」
「ああああ!!!そうこうしてる間にあいつサクラにキスしそう!!アーケオス、ストーンエッジ、はダメだナマエに当たるかも!!もう僕が行くよ、たいあたりだ!!!」
「ちょ、トウヤ!!……ああ、もう頭が痛い」


ーーー
続きではない。


2015.09.30
 



 

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