
January
貴方はエミリー スチュアートで『友情の一歩先』をお題にして140文字SSを書いてください。手が触れる。心臓がどくりと大きな音を立ててはねる。驚いたままの指先に熱が伝わり、ゆるり、とけていく。小指が結ばれると、不意にエミリーがこちらを向いて、微笑んだ。少しだけ桃色に染まった頬はまるで砂糖菓子のようで、きっとキスをしたら甘いんだろうなと考えてしまった。
北沢志保へのお題は『内緒の話』です。
「志保のこと、好きかも」
「は、」
何言って、何いってんの……
「志保は、どうなの」
「私は、べつに……」
「待つ気はないよ。せめてくからね」
「へ……」
キス、された。おでこだから、ファーストキスじゃないと思うけど、でも、こんなのはじめてで。
二人だけの内緒の話は、ひどく刺激的だった。
貴方は四条貴音で『遺言ですよ?』をお題にして140文字SSを書いてください。
「もしも、わたくしが月に帰ることがあったとしたら、なまえにお願いしたいことがあります」
「つ、月に帰る、ですか」
「そうです」
「まあ、私ができることならやれる範囲で頑張りますよ」
「本当ですか、心よく承諾してくださってよかったです。そのお願いというのは、わたくしのことを忘れないで欲しいということなのですが……」
「忘れないでほしい、ですか……別に構いませんし、私が貴音さんを忘れることなんて一瞬たりともないと思うんですけど、どうして、ですか?」
「これといった理由はありません。ただただ、貴女にわたくしのことを覚えていてほしいだけなのです。これは遺言ですからね」
貴方は真壁瑞希で『縁のない話』をお題にして140文字SSを書いてください。
「結婚したいね」
「結婚、ですか……海外に住みますか?」
「瑞希は行動力があるよね。好きだよ、そういうところ」
「嬉しいです。でも、どうして結婚何ですか?」
「ほら、前に瑞希、お仕事でタキシードとウエディングドレス着てたでしょ。それで、着せるならやっぱりウエディングドレスのほうがいいよなって今思ってたの」
「そうですか。私も、なまえさんにウエディングドレスを着せたいですね。……その時も、私の隣に並んでいてくれますか?」
「もちろん。これからもずっと、そばにいるよ」
「……私は幸せ者、ですね」