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世界観共有『鳥籠のペフニディ』(@toripefu)のパロディです。

副題は『萩原のLoveとLike』
父性を目覚めさせる萩原氏と子供っぽい15歳の女の子の日常をメインに。組織壊滅後、警察学校組生存ルート。本編、及びIFとは関係ありません。
『Like』は本作品の話で、『Love』は萩原妹IFを指します。

游空 密莉/Age:15/あだ名;ミツ

オークション一回目でオーナーが決まり卒業できた優秀な生徒。
・先天性有翼症
・純白の羽根
・オーナータグ8つ
とかなり金額が吊り上がり、最終的には5000万の値が付いた。
身長152cm、体重46kg(羽根なしで)
かなり大きなサイズの純白の羽根を二枚持ち、日に日に成長している。現在羽根単独で重さは30sそこそこ。羽根先は地面に着かないが、高さは頭を超える。広げられるが腕より圧倒的に長く邪魔なため、普段から折りたたんで体の外に(横に)出ないように気を遣う。畳んでいる状態で頭より20p上からふくらはぎ位まで。
羽根の成長は根元からのため、人や羽根の種類によってもそれぞれだが密莉は滅茶苦茶痛い。いつも痛みで舌を噛まないように布を含みながら耐える。また、綺麗でいないと。という考えが強く、背中にある二つの羽根以外生えてもいでしまうため、萩原は気が気でない。
精神的に子供で衝動性もあれば感情の暴走も多い。嘘はつけない(オーナーなど以外で)性格のため責められると言葉が出なくなってしまう。萩原は怒ると静かに責め立ててくるのでつい泣いてしまうこともしばしば。それでも説教をやめない萩原は保護者の鏡。
爆発事件の折、諸事情に諸事情が重なり、密莉についていた爆弾を解体した萩原が保護者となる。こげ茶の髪が特徴で、背中ぐらいまでの長さ緩くカールしている。
オーナーに落札されるも、人形扱いな挙句すぐに飽きてしまう。しかし売ってしまうのもプライド的に嫌だったため、別宅に移動させカメラを仕掛けて飼い殺しに。それも飽きてくると天使のような少女の死に際はどんなに美しいか、それを確かめるべく密莉に爆弾を巻いて移動できないよう鎖を繋いだ。

ルーノ/Age:15/Sex:男

密莉と同期で当時から仲の良かった落ちこぼれ。プラーガにならなかったのが奇跡だとまで噂されている。密莉と同じオーナーに世話係として買われた。羽根はスチームパンクのようなほどほどに装飾のある金属の羽根で、移植である。移植の拒絶反応で身長が140p前後で止まっている。
爆発事件の時に現場にいた松田が保護者を引き受けている。灰色より黒交じりの髪色でさらさらしてる。

【鳥籠ペフニディの設定について】

基本的には設定元と同じです。必要に応じて追加していきます。

【学園について】
『セント・グラティア学園』
身体の何処かから羽根が生えるという奇病を患った少年少女たちが通う学園。7歳から18歳までの生徒たちが生活している。本作品では日本の孤島に存在。任意入学ではあるが、だいたいは親に強制的に入れられるので大して違いはない。

『プラーガ』
オークションにてオーナーに落札されなかった生徒を指す言葉。プラーガとなった生徒は身体の何処かに『花びらの烙印』を押されることになる。また、20歳までに卒業できなかった生徒は烙印がひとつの『花』になり、自主退学という扱いになる。先生が口添えをしてくれるとエキシビションに所属できる。

『赤の首輪』
先天性有翼症の生徒に着用が義務付けられているもの。

『ブレザー』
純白の羽根を持つ生徒の着用が義務付けられているもの。一枚でも純白の羽根が生えているのであれば着用対象になる。

『オーナータグ』
オークションに参加できない年齢の生徒に足輪をつけ、キープすることができる制度。直接渡すこともあれば、学園を経由して渡すこともある。現在8つで一位タイ。

【オークション関連】

『卒業式(オークション)』
一年に一度行われる卒業式は通称「オークション」と呼ばれる。15歳からは強制参加になる。人身売買は法律で違法だが、有翼症を患っている人の『正規ルート』での売買は許可されている。現在の正規ルートはこのオークションか、学園主催の展覧会(エキシビション)のみ。

『オーナー』
所謂金持ちや貴族、時には一般人もなることができ、オークションに参加する生徒たちの品定め・落札を行う。彼岸花をつける義務がある。オークションへ参加する条件は不明だが、一つ知られているのは先生若しくは学園関係者、又は一度でもオークションに参加したことがあるオーナーからの招待状を貰う事。オークションではドレスコードがある。

『カタログ』
その年のオークションに出品される生徒の顔写真やパーソナルデータ、得意教科や分野などが細かく書かれたもの。参加意思のあるオーナーが学園を経由して手に入れている。なお生徒たちには知らされていないが学園関係者が作成している。

『交流ダンスパーティー』『食事会』
授業の中にあるダンスやマナーの授業のテストのようなもの。半期に一回開催され、数少ないオーナーとの接触を楽しみにする生徒は多い。

『発表会』
三か月に一回開催される、美術芸術の授業の作品を発表したり、音楽関連の発表、乗馬や茶道、バレエなどをオーナーに見てもらう。一回の発表会で参加できる項目は一つのため、生徒たちは悩みに悩んでいる。加えて、多少のずれはあるものの発表はほぼ同じ時間にあるので、如何にオーナーを呼び寄せられるかが鍵となる。

『落札額』
オーナーの競りの具合にもよるが、赤の首輪とブレザーを着けている生徒は他の生徒よりも圧倒的に競り開始の金額が高い。そこにオーナータグの個数などが重なり、1000千万を超えるケースは少なくない。移植された人工羽根の生徒は1万もいかない手頃な金額。

【その他】
『展覧会(エキシビション)』
有望であるものの、オークションで売れ残り花びらの烙印を完成させてしまった生徒が任意で所属する場所。最初から売れなさそうな生徒は所属させない。オークションとは違い値段の競りもなく、こちらで買われた方が平和だと考える生徒は少なくない。エキシビションでは接待や特技の披露など、オーナーと過ごせる時間も長い。

『有翼症』
先天性有翼症、後天性有翼症の二種類が存在するが、羽根を移植された人も有翼症の括りに入る。なぜ発症するのか、発症経路はウイルス感染なのか、それとももっと別のことなのか不明な点が多い病気。ただし有翼症の発症は『人間のみ』。有翼症の研究をしている機関もあるとかないとか。
移植を行う闇医者は確実に存在。また羽根を抜く闇医者も存在している。

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