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無月 水杜

デフォ:無月 水杜(むつき みなと)

名前を呼ぶより二人称を好んで使う、ヒーロー科1-Aの生徒。推薦で入っており、轟とは同じ中学。

声のトーンが変わりにくいが、コミュ力はある。繋がりは広いが、深くなることを本能的に拒む節があり、一歩引いてしまうことが多い。脳筋らしき発言が多々ある。

現在はある事情にから両親の友人であるプロヒーローと共に生活。本物の現場で観察眼を養っている。

個性:水操作&概念消滅

【消滅】
相澤とは別種のもの。身体が接した部分の『概念』を読み取って選択し消滅させる。人間相手に使っても工夫すれば致死させない事は可能。
概念である『人』や『肉』を選ぶのではなく、例えば『足』とか部位を限定したり。細かく指定できるがその分解析に時間がかかってしまうのが難点。
一歩間違えれば身体ごと消滅できてしまうためこの個性を好んで使わない。尚、即死させてしまう危険性があるが、デメリットと言えるデメリットはない。
使用時身体に黒色の模様が浮かび上がり、長時間になると模様が胎動しているのが見える。

【水】
水は大量に出して流すような大雑把な使い方よりも、槍や剣を作ったり顔の周辺だけに留まらせて溺死寸前に追いやったりと技巧派。
身体のどこからでも出すことが可能で生み出してから一定時間は何もせずとも空中に浮遊できる。
槍や剣など武器を作った際にはしっかり切れるようになっており、相手がその槍を手で払おうとすると一時的に途切れるが常に流動して形成させているのですぐ元通りになる。
対して本人がそれを如何ように使っても途切れることはない。
水の出処は近くに水道やスプリンクラーの出口がある場合、地下水や水道管がある場合、若しくは川や湖や溜池などがある場合はそこから引いてくることが可能。それでも身体の任意の場所から出せる。自身から一定の範囲に水があればOKなので、以外にも万能。
ない場合には身体に内包している水分を薄めて使用できるが、大量に使うと脱水症状を起こす。


ヒーロー名:アルケイデス
津強 力也(つつよ りきや)

水杜の保護者。身体強化の個性を持つガチガチの武闘派。そこそこに脳筋。
事務所に所属していない。大きな事件を解決することはあまりないが、以外にも細かな活動をしていたので認知度は高い。
故に地方の事務所に協力を依頼されることもしばしば。その場合には水杜も連れて行っている。
一人にするとか目を離すとかをしたくない若干の過保護。後は生の現場ほど学べる場所がないため。


三毛縞 斑(みけじままだら)

ヒーロー科1-B。個性は氷。水杜にとっての唯一無二の親友にして、圧倒的信頼関係を築いている。

スキンシップ過多、暑苦しい、騒がしい、鬱陶しい、お節介など、うざい奴のフルコンボのため表面的には嫌がられるが、地の性格柄本気で嫌われることは稀。
何でも卒無くどころか玄人が裸足で逃げ出すような天才。しかし、随所で手を抜くなどしている。一番は水杜を支える存在でありたいという気持ちからだが、その才能故に加減が出来ず壊してしまいそうだからというのもある。
その点に於いて水杜と同じ悩みを共有している。
意外にも常識的で、賢く察しが良い。また、自分の中で優先順位がハッキリ決められているため、冷酷に見えてしまうほど判断が早い。内に持つ正義がしっかりしているが、ヒーローになるよりも水杜が優先。
愛称はママ。本人もママを自称しており、実際にそれに近い言動が多い。
水杜の父方の縁者。はとこよりも離れているが、家は隣。水の個性が変異して氷になった家系で、その影響かは不明だがもう一つの個性を受け継ぐことはできない。零か百か。勿論もう一つだけを受け継ぐことはある。ただこの家の氷の個性は単体でしか持てない。

【氷】
個性は身体から氷を生み出すもの。氷で作った武器を使用することもあり、その戦い方は水杜と共通している。強度はそこそこあるが、広範囲に使用するのは難しく、ピンポイントでの使用が基本になる。段階を上げると空間把握さえできればどこにでも作れる。

アルケイデスはヘラクレスの昔の名前
尚、お察しの通り