「あれ」



「あ、どうも」



「どうも…。じゃなくて、なんでここにいるんでさァ」



「友達の彼氏が剣道部らしくて、無理矢理連れてこられた」



「…そりゃあ気の毒に」



「…剣道の試合とか初めて見たんだけど、すごいね、緊張感とか」



「まぁ。」



「…今日は何がいい?」



「…え?」



「ジュース、買いに来たんでしょ?特別。」



「え、あ、じゃあ……炭酸で」




「……好きだね、炭酸」




「…まあ」



「………はい、頑張ってね」



「………あんたが最後まで見ててくれんなら、5秒で相手ぶっ倒してみせるぜィ」



「ほんとに?じゃあ見てようかな」



「絶対だな、絶対だぜィ。」



「うん、見てる見てる。買ってね」



「おう。絶対勝ってみせるぜィ」